日本中国夢時間 香港から深圳、中山へ・・

中山です (1)　大変な渡航になりそう・・

長い道のりでした。3月に少しずつ中国のビザが解禁されましたがまだまだハードルが高くてネット申請から面会予約をすると・・・1ヶ月あまりの順番待ち。
往復の飛行機も予約しておかなければならなくてなかなか難儀です。LCCですが何度でも予約変更ができるタイプを選びました。
面接ではホテルの予約表の提出を要求されました。自分の家があるなら権利書のコピーが必要とかで・・それ以外の方法は地元の友人なんかの招待状が必要だとのことでこれがないとビザの発行はできないとのこと。
今日中にできますかと聞かれました。返事はできませんでしたがとにかくなんとかしないと・・あと3時間。

We Chatで深圳に住む香港人に連絡、彼の友人の中国人が書いてくれましてPDFファイルにして送ってくれました。前にセブンイレブンのマルチコピーを練習しておいたのが思わぬところで役に立ちました。彼らのお陰でギリギリで提出完了、ビザの発行を決めまして数日後に受け取り。ただここまででかなりの体力消費。
おまけに滞在期間は30日のみ・・これがつらいですね。

そしてビザを受け取って次の13日が出発日。出発日を変更したために出発時刻が14時30分、香港到着が17時30分ととても遅い到着なのでさてどうするか・・

中山です(2)　香港エキスプレスで香港、中山へ（2023.6.13）

久しぶりの香港エキスプレス

14時30分のフライトなので11時に家を出発。関空の通関は非常にスムースになっていました。手荷物検査もすごく早いしパスポートは顔認証のみ。素晴らしい。あっという間の通関でした。
飛行機は満員、ほとんど香港人と中国人みたい。

初めての海天フェリー

香港からは香港人とのWe Chatで思い出した船でのルート。香港空港から香港に入国することなく中国に出られます。預けている荷物のない場合は出発時刻の30分前までに行けばOK。今回は飛行機17時30分の香港着に対して船の出航が18：30分というベストタイミング。預ける荷物はないので座席があるかどうかの心配だけでしたがガラガラですんなり乗船できました。中山港は1時間10分後。

香港乗船場　海天埠頭




ガラガラでした




船での中国入国なのでイミグレはガラガラ。ただ入国カードの記入がかなり細かい事まで書くのと検査が厳しいのでかなりの時間がかかりました。今の時期変な人間が入国するのを阻止するためでしょうかね。不審に思われたのかどこへ行くというようなことまで聞かれて・・家があります、と返事。

中山埠頭からはバスを乗り継いで我が家へ。大雨になりました。途中ラーメン屋で食事。手作り面でした。とても美味しかった。パクチ嫌いの私にも嫌味を感じさせないいい味。
久しぶりのマンション、入り口ゲートは新しい顔認証機が動作しています。私の顔を覚えていてくれてるかな、と思いながら覗き込むと一瞬でOK、ゲートが開きました。以前のはなかなか反応してくれなかったのですが性能が格段にアップしているようです。私の棟のエントランスの指紋認識もすんなり行きました。気持ちがいい。私の玄関の指紋認証もバッチリ、と同時に2年も経っているのに電池が切れていないのに驚き。

ところで・・・日本でアマゾンから中国の旅行用SIMカードを買ってきたのですが・・・使えませんでした。使い方を間違えたのかどうかわかりませんがどういうことなのか・・

さて私が持っている3つの銀行カード、現在パスポート期限が切れたため使えませんので新しいパスポートに更新しなければなりません。明日から銀行めぐりですが結構時間がかかりそうでうっとうしい。あと電話も使えていないので元の電話番号を復活できるかどうか・・・新しい番号になると銀行カードも変更しなければならないのでこれまたとでも厄介。どちらを先に行ったらいいか・・

中山です (3)　銀行めぐりと新しい電話番号、公安へ届け出（2023.6.14）

さて・・2年の間にパスポートが切れたため3つの銀行口座の更新と電話がいつの間にか削除されてましたので番号を復活できるかどうか・・

まずひとつの銀行で身分証（パスポート）のアップデートをしてから電話会社（中国聯通）へ。削除されてから1年近く経ったので無理だとのことで新しい番号を。事情を説明して番号を取りましたので1ヶ月後に帰るときも欠費してもほっといてよくて次また来たときに新しく1ヶ月分をチャージして使えば良いというようなことを言ってます。またWeChatの中国聯通に質問を整理して尋ねましょう。
1ヶ月96元とかで30G使えるというので固定ネットは必要ないでしょうね。30Gで頑張ってみましょう。1日1G。

でもこれでまた銀行口座の電話も変更しなければならず・・面倒なことです。
電話の手配を終えてついでに近くにある公安に行って「境外人員臨時住宿登記」というのを手続き。ホテルに泊まるとホテルが手配しますが自分の家の場合は到着から24時間以内に自分で届けが必要。
コロナ時の度重なる延長のため顔なじみになったおばさんにも会ったので挨拶。



1つ目の銀行に電話の変更を行おうと・・ちょっとした問題が発覚してまだ1週間ほど時間がかかりそう・・

そして2つ目の銀行へ。ここは身分証のアップデートと電話番号の変更。時間はかかりますがすんなりいったはずですが後で電話がかかってきて銀行側の手続きの間違いがあったようで明日もう一度来てほしいと・・

そして3つ目の銀行。ここはなんか頼りなさそうな雰囲気でありながら・・割合すんなりと。

帰ってから電話のチェック。実はスマホが3台あってその一つ（タブレット）に先程買ったSIMカードを入れ他の2台とはテザリングで接続します。タブレットのOSバージョンが古いのでちょっと大変。
そして3つの銀行のネットバンキングを確認します。すったもんだして問題の残っている銀行以外はなんとかなりました。
バス乗車のQRコード、お財布QRコードも設定できました。お財布QRができるようになったので近くのスーパーで買い物。ただ近くにあった大型のスーパー、フランスのカルフールがなくなってました。さらにもう一つの大型スーパーも規模をかなり縮小していました。コロナの影響でしょうね。ただ私の場合は以前からスーパーに行かずネットで済ませていましたが・・とにかく100円のものでも輸送料込みですから。どういうシステムなのか知りたいところです。

とにかく第一日目から非常にハードワークでした。1万8000歩。明日からは2年間放置されてむくれている部屋の大掃除をしなければなりません。ものすごいことになってます。

中山です(4)　コロナの影響？（2023.6.19）

さて2年ぶりに中山に着いて家の中はジャングルの手前でしょうか。あちこち湿気でかびてるような気もしますが変な匂いはありません。大掃除の開始ですね。4、5日かけてゆっくり掃除しましょうかね。

ある銀行の呼び出しでおもむきデータの追加をしました。銀行は非常に恐縮してまして帰りに粗品を渡されました。
そして久しぶりにこのあたりの中心地、利和広場へ行ってちょっと歩きました。中山に着いた時もそうでしたがあるき回ってみるとなんか寂しそうな街に見えます。シャッター街ではないのにシャッター街のような雰囲気。

そして・・マカオ、深圳、香港に行く長距離バスが出るターミナルが・・

建て替えなのか、取り壊しなのかわかりませんが閉鎖されて工事中。でも何処かからは出ているはずですね。これも寂しさの原因かな・・



各ブランド品が集まっていた商場も電気が消えたまま。



結構大きなスーパーもあったのですが閉鎖中。コロナを堺に生活様式が大きく変化する兆し？かな。
バスの番号なども整理されているようで初めて見る番号とかBRT化したのもありました。

ふとスマホをチェックすると到着した当時使えなかった日本で買ってきた中国のデータSIMカード、使えるようになってました。何が悪かったのかな。ただやたらと速度が遅い。でも書いてあった通りVPNを使うことなくLINEも使えますしGoogle検索もできます。ある程度のアクセス禁止が解除されてます。


それにしても中国の変化は激しいですね。のんびりしていたらついていけません。

《中山日記2023》トランスミッター（2023.6.22）

一度とんでもないことがあったので冷蔵庫は日本に帰る前に大掃除をしていたので帰ってきても中はぴっかぴかでした。どういうわけか卵が4つほど残っていました。処理を忘れてたのかな・・
あんまり賞味期限は気にしない方ですが2年放置した卵はいくらなんでも無理に決まってます。一つ手にとってシンクへ投げ込みました。

！！　シンクで大きな破裂音とともに卵が弾け飛びました。ほんとにびっくりしました。無精卵でなかったらひよこになっていたのでしょうかね。そうなったら最悪ですが・・
残り3つは丁寧に包んでゴミ箱へ。

トランスミッター

ところで日本にいたとき、
テレビにイヤホン端子がついているものの大型テレビだとイヤホン線がとんでもなく長くなります。ダイソーでもBluetoothイヤホンを売ってるぐらいですから無線でイヤホンに繋げられなければ意味がないのでBluetoothを利用したものがあるはずと思ってネットで調べたらありました、トランスミッター。日本で買うとやっぱり高い。まあ急ぐこともないので中国に戻ったときに試してみようと・・

で中国に来た今、早速注文して・・届きました。Bluetoothのイヤホンを持ってくるのを忘れたのでついでに発注。トランスミッターは25元（500円）、イヤホンは29.8元（600円）。円安で2割ほど割高になりました。

右の黒いのがトランスミッター、
ピンクの充電器に入ってるのがイヤホン


イヤホン単体を確認するときれいな雰囲気に関わらず音が悪かった。低音がなくて固定電話程度の音質。音楽用には無理かも。

トランスミッターはBluetoothの送受信が可能。スイッチで切り替えます。下の方にうっすら丸く見えているのがタッチパネル部分。説明書にはタッチパネルを2秒の長押しでONとなり長押し3秒でOFFと書いてます。
更にマイクロSDカードも挿入できてカードに音楽でも入れておけば聞くことができます。

試しに我が家の65型のテレビで確認。とりあえず他のBluetoothはすべてOFFにしてトランスミッターをTXモードにしてテレビのイヤホン端子に挿入、トランスミッターをONします。少しするとペアリングができてイヤホンから音声が聞こえ始めました。いいですね。思い切り歩き回れるのがいい。部屋を変えても大丈夫。10mの規格かな。

これは音声信号をBluetoothで送る場合ですが逆にBluetoothを受けて音声信号を抽出することもできます。
トランスミッターをBluetoothに対応してないPCアンプの入力に差してPCのBluetoothをONにするとPCとPCアンプを無線でつなぐことができます。
全体的には音質的に難があるような感じがするのとちょっとタイムラグがある感じ。高級なものでは改善されているのかどうかわかりませんが、まま安物でも音楽以外なら使えそうな気がします。
さて・・・

ミニ旅行（1） 肇慶市へ　直通列車 チケットは？（2023.6.23-24）

深圳に住む香港人の元同僚からお誘いがあり彼が隠居地とした肇庆にお邪魔することになりました。彼は私より若いもののそろそろですね。彼はすでに端午節の休暇で自分で運転する車で誰かと当地に入っている模様。

チケットは？

ネットで調べると新幹線は広州で乗り換えることなく中山から肇庆东まで直通があるようです。まあ中国人ならネットでチケットを買うことができるようですが身分証がパスポートの場合は窓口になるみたい。中山を通る新線、広珠城軌は2014年に中山に来て珍しさから中山北駅から広州へ、珠海へと2度乗ったきりで9年ぶりで乗ることに。今はどういうシステムになっていることか・・
今回は中山駅へ。必要事項をメモにしてパスポートとともに窓口へ。席が取れました、中山発7:48。68元、QR決済ができるはずですが、ちょっと見当たらないので現金で・・すると目の前にQRリーダーがありました。
チケットはと・・もらったのは内容を書いたレシートみたいなものだけ。家に帰るバスの中でこれがチケットなのかな・・？そんなはずはない・・？と。

　
これがチケットかな・・違うでしょう・・
QRを読み込むと「鉄路12306」というAPPがインストールできます。チケット購入だけでなく関連の予約やを管理できるみたいです。ただ、登録には細かい個人データが必要。そんなに利用するわけでもないので途中でやめました。外国人パスポートでは登録が難しそうな感じがありましたし。（名前がアルファベットでは登録できない）

不安があるので出発は始発の路線バスで中山駅へ。出発の1時間前に着きました。
まずはゲートを通って駅構内に入場しなければなりません。見ていると皆さん身分証をピッとしてゲートを抜けていきます。私の場合パスポート。とりあえず人のいるゲートが一つだけあったのでパスポートとチケットのようなレシートのようなものを差し出します。彼はパスポートだけ受け取ってキーボードをカチャカチャたたいてチェック。「OK」、手押しゲートを開けてくれました。

待合所

やっと入場して・・・あとは出発時刻順に出発時刻の15分前から3分前までに改札口を通過してホームに入る、という手順。これは以前と同じ。見ていると以前と違うのは皆さん改札口ではチケットではなく身分証をピッとして通過しています。なら私は・・どうやってパスポートで通過するのでしょう。

あれこれ想像している間に時刻がやってきました。改札の向こうにいる係員さんにパスポートをちらつかせて「どうするの？」と合図をしました。
ありました、パスポートリーダーも身分証のリーダーの奥についていました。お、身分証とかパスポートがチケット代わりになっているのか。
おそらく彼らの身分証がICチップ付きに変わったのをきっかけにこういうシステムになったのでしょうね。便利みたいでなにかあるみたいで・・・その気になれば確実に行動パターンを特定できますから。

やっとホームに


乗り込みます





快調に進んで定刻に肇慶駅へ到着。
改札を抜けるのもやっぱりパスポートでした。

ミニ旅行 肇慶市へ（2）（2023.6.23-24）

中山に来てから毎日雨ばかり。降っては止み降っては止み・・・肇慶も状況は同じらしい。

彼は彼の車で駅に迎えに来てくれました。私が朝食を食べてないので簡単な朝食を食べてから「鼎湖山景区」とやらを観光。入場料は70元・・でも私は年齢の関係で無料に。彼は1年券があります。滝巡りをしながら山を登ります。電動車の観光バスがあったのですが私が歩く方を選びました。ループコースで一周すると8kmぐらいになった模様。








中山にもありましたが日本語の説明。翻訳機で訳しただけのような感じでしたが馴染みやすくていい。



雨も降り出しています。強くなったり弱くなったり止んだり。日本同様に今年はおかしい。その後、車であちこち巡って本日の宿泊所へ。民宿となってます。

古いアパートを民宿に改造したようです。トイレはバケツに水をためて自分で流す仕組みのようでちょっと大変ですが部屋に清潔感があってとてもくつろぎやすい。
一泊80元。

彼の彼女と落ち合って食事のあと湖でライティングされた水の催しがあるとかで・・観光。


30分ほどやってましたが毎日やってるとのことですごい。湖1週で8kmほどあるそうですがイルミネーションが続きます。

Bluetoothイヤホン

ところで彼女はイヤホーンとか補聴器とかを作ってる会社に勤めているそうで私にBluetoothのイヤホーンをプレゼントしてくれました。見た目でいいものだとわかります。充電して使ってみると先日淘宝で買ったものより低音もはっきり出ていてすごく聞きやすくいい音。帰ってからトランスミッターと組み合わせたら問題なく聞けました。やっぱり初めから良いものを買うべきだったのかな。グッドタイミングなプレゼントでした。

ミニ旅行 肇慶市へ（3）（2023.6.23-24）

そして2日目。午前中に昨日の湖、七星岩景区を三人で登ります。
アップダウンの激しいルートでしたが距離はそんなに多くなかったので。



















このあと彼女の姉妹夫婦が昼食をごちそうしてくれました。
昼食後、三人で彼の車に乗り帰途、私の家で一服して彼らは深圳に戻っていきました。
それにしても楽しくもハードな日程でした。