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ラハイナヌーン(Lahaina Noon)珠江デルタ版2018

今年もまたこのシーズンですね。6月、7月の華南、珠江デルタ(珠三角)はラハイナヌーンのシーズンです。広州白雲空港を北限として太陽が頭上真上、天頂を通過する季節。夏至(2018年は6月21日)前後の二度訪れます。
去年はちょっとお休みでしたが復活です。


ラハイナヌーン(Lahaina Noon)2018日程
珠江デルタ版日程(中山・深圳・香港 広州・東莞・恵州・マカオ/★澳門・珠海)
日は少しずれても大丈夫ですが時刻は正確に。
時差があるのでぴったり12時にはなりません。時刻は秒単位を切り捨てています。



ラハイナヌーン (Lahaina Noon)


普通、太陽は北半球では南にあり、南半球では北にあります。
北半球の日本で太陽は南を通過しますが、日本を離れてどんどん南へ行くと北半球でも太陽が北を通過することのある地域があります。地軸が23.4度傾いているため北緯23.4度から赤道までの間の地域で夏至を中心とする一定期間太陽が北を通過します。中国・珠江デルタ地域では広州白雲国際空港あたりの緯度を北限とした地域です。一番北になるのは夏至で正中した太陽は北にあります。中山、深圳など、10mの柱があれば真南に15cmほどの影ができます。

したがって太陽が南から北に移動する途中で太陽が頭上真上を通過する時があるのです。ハワイでは公募でこれをラハイナヌーンと名付けていますのでこの名前を拝借。
完全な意味でのラハイナヌーンは正中した時の太陽高度が正確に90度でなければなりませんがそううまくはいきませんので90度に最も近い日をラハイナヌーンとしています。

普通太陽高度が一番高いのは夏至ですがこの地域ではラハイナヌーン時が一番高くなります。
日本で太陽が一番高くなる夏至、奈良では正中時78.8度ほどです。

2011年6月5日、深圳のラハイナヌーン 12時22分に街灯の柱の陰がなくなっています。
 
ラハイナヌーンの過去記事 → ラハイナヌーン
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2018_05


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