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2006-08-02  カテゴリ: 香港初在住日記 1996-1998

《香港初在住日記》(10) 英語の初レッスン (1996-9-10)

【10】  1996年9月10日 (火)  英語の初レッスン

今日は初めての英語のレッスンがある。何も勉強していない。
教室は13号室だが、まだ前の授業を行っているので図書室を見学する。蔵書の他にビデオテープやCDなども置いてあるがあまり興味がわかない。必要に迫られて英語を勉強するためだろうか。英語はどこでも幅をきかせているのを痛感しているから。
いつの日か再びアジアの時代が来て少し英語の習慣を残しながら英語ではないアジア共通語のようなものができるのだろうか。もしできるのなら中国語は可能性が強いかも知れない。人口も経済も他のアジア地域を圧倒しているし。

 
日程表。11月初旬までが1タームです。
これが終わると先生が判断して昇級かどうか決定します
授業は4つのテーブルに5-6人ずつ座って行われた。まず先生が説明、後、テーブル単位の人々がお互いに会話を交わす。単語は簡単なのだが言葉がすらすらと口に出ない。何か、こんなことで上達するのだろうかと思う。とにかく2ヶ月間(1ターム)続けてみよう。国籍がいろいろかと楽しみにしていたが、香港人が多いようで多少がっかり。隣のAndyは東南アジア系の顔と思って聞いてみると香港人だった。何か家具のセールスマンをしているらしい。31歳。若く見える。やる気満々だ。僕より単語量は少ないがすらすらと言葉になるようだ。
今日の授業をふまえて勉強の方針を。

日本や東アジアは太古から中国文化圏に入っていて、多かれ少なかれそれによって感覚、価値観に影響を受けています。

ちょっと気になる1つに数字があります。一般的に3桁区切り。読みやすくコンマをつけるはずなのに日本も中国も4桁区切りの言語ですので、3桁で区切ってもやっぱり単位がわかりにくいのです。かといって4桁区切りにするとお金に絡んだときなど、誤解を招いて問題が大きくなる可能性があるので度胸がいります。

mm-m-km、mg-g-kgなどと単位系も3桁区切りになりますし。
1000kgは本来なら1Mgになるはずですが、ヤード・ポンド法の1トンが1016kgで1Mgに近いために1Mgを1トンと呼ぶのだそうでちょっと規則からはずれています。アメリカでの米トンとイギリスのトンでは重さが違うのでさらにややこしいです。

8cmCDもアメリカでは3インチ(7.6cm)CDといいますがこれと似た発想ですね。ちなみにCDはSONYとPHILIPSで規格が定められて単位はmmが使われています。

小学校の時、3桁と4桁区切りの方法があると先生から教わり、私は4桁区切りを使ってましたが世の中は3桁区切り、次第に受け入れるようになりました。
でも今でもこちらでは4桁区切りを使用するのがいいと思っているのです。

著作権にしてもアジア系と欧米系の価値観が大きく違っているように見えますし、いつかアジアがまとまってアジア独特の決まりができていけばよいと思っています。


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