深圳の山・龍崗区横崗 園山風景区 《鵝公髻618m》へ (1)
鵝公髻(左 618m)と園山(右 599m)
下調べ (2009.5.30)
園山風景区バス停とミニバス907
鵝公髻
下調べをしたところ意外にあっさり見つかった。
深圳の山は数カ所の山を除いてまだ整備途中というもの多い中、特区外のこの横崗の山が予想外によく整備されていてびっくり。
市二医院から357路のバスに乗ってまず横崗大厦へ。初めてのところなので緊張しながら降りるバス停を探す。横崗大厦の文字が見えて下車。普通の深圳の特区外のバス停風景があった。
ここでミニバス907路に乗り換える。どちらの方向のに乗り換えればいいかわからなかったので聞いてみた。同じ方向だとのことでミニバスを探すと近くに停車していた。ここから終点の園山風景区へ。2元。
さらにしばらく歩いて行くと入場券売り場。15元。無料のところが多い深圳だが、ここでは入場料が必要だった。
登山道など確認して下調べ終了。
写真を撮っていると、いつものように「俺を撮せ」の声が聞こえた。宝安から来たグループの中の兄ちゃん。いつも通り要望に応えて撮影。
龍崗区横崗 園山風景区 《鵝公髻618mに登る》 (2009.6.6)
園山歓迎您
ふもとのお廟と園山
登山道
深圳のマッターホルン・梅沙尖が見えてきた
朝、目が覚めるとまず裏山を見て天気と空気の透明感をチェック。天気はまあまあ、透明感は悪い。目的は写真なので透明感がよくないと気持ちが萎える。山へ行くかどうか一瞬迷うが行くことにした。
下調べ通りのバスで行く。357路のバス。
横崗大厦で907に乗り換え園山風景区へ、さらに歩いてゲートで15元を払って園山風景区に入る。
土曜日だというのに人が少ない。このあたりは土曜出勤の人が多いのだろうか・・
お寺とか別墅を通ってゲートから20分足らずで登山道に到着。17時以降は登山禁止と書かれている。
登山道は深圳でおなじみの石段が続く。どこでも同じようなものかな、と思っていると1時間足らず登ったところで巨石の集まったちょっとした奇観が現れた。けっこうな規模。山麓から山を見上げていた時に見えていた岩ばかりのところにさしかかったのだろう。ちょっとおもしろい。
山肌を通るコースと森林の中を行くコースがあるようなので山肌コースをとってみる。こちらは日が差すので暑いが遮るものがないので景色がよく見える。ただ、透明度が悪いので遠望は難しい。
となじみのある山が顔を出す。予想通り、塩田区最高峰の梅沙尖(753m)が見えてきた!あの特徴的なとがった山頂。こうしてみるとヨーロッパのマッターホルンのような気がしないでもない。マッターホルンに比べるとかなり丸い印象だけど、なかなかいいネーミングに自己陶酔。よし、これから心の中で深圳のマッターホルンと呼ぶことにしよう。
鵝公髻頂近くから園山を展望
園山の背後にうっすらと梧桐山が見えてきた
山頂
崑崙花(玉叶金花)
下山して鵝公髻の山頂をふり返る 山肌の径をさらに行くとどんどん下がるようになってきて下山するのではないかと不安になってきたので今日のところはとりあえず引き返して無難に山頂をめざすことにした。
元の分岐点に戻って15分ほど登ると山頂らしきところに出た。深圳らしく飲み物やおやつを売っていて休憩の人でにぎわっている。
ふと見るとまだ高みがありそうだ。下山と書かれた2つの径の他に径がある。緩やかに上がっているのでまだ先があるのだろう。ここを行く。
石畳風に整備された径を行くと予想通り園山の後から深圳最高峰梧桐山が顔を出してきた。
梧桐山、そして園山風景区の園山、そしてこの鵝公髻がほぼ一直線に並ぶので、低いところでは園山にじゃまされて梧桐山が見えないが高く登ってくると園山の後から梧桐山が顔を出す。
今日はあいにくの空気の透明度なのだが輪郭は見えている。
15分ほどで山頂に到着。山頂も石畳になっている。で、龍崗18、塩田18の石柱。区境だ。頂上を龍崗区と塩田区で分かち合っているようだ。
三角点のようなものがあったので見てみると「深蓄電站」と書かれていた。何だろう。
初めて見る花があった。白い葉っぱのようなものに黄色い星形の花が咲いている。帰って調べてみると崑崙花(こんろんか)というようだ。白い葉っぱみたいなのは萼だということ。中国名は玉叶金花(玉葉金花;叶は葉の簡体字)
他にも初めてかなと思うような花の風景があったが門外漢なのでよくわからない。
そこら中に咲いているアメリカ浜車もなんか雰囲気が違うように思えてならなかった。
展望は空気の透明度の悪さから予想通りの風景しかわからなかった。ちょっと残念だけど、また来るだろうから次に期待して。
さて下山する。新しい石段ができている。登りと同じ径を下るのもなんなのでこちらを下る。
が・・失敗した。このコースは新しく建設されているようだが、なんかマンションの裏口の階段を下りていくような殺風景さと単調さで登ってきた径とは雲泥の差のように感じられた。
径はどこへ寄り道するでもなくただ一直線に続いていて40分ほどで麓の茶店に着いた。
始めは鵝公髻へ登ったあと園山へできれば縦走、と思っていたが、今日はこれで終わりにして日を改めて園山、そして関帝廟などの見所を回ってみよう。
園山風景区バス停とミニバス907
鵝公髻
下調べをしたところ意外にあっさり見つかった。
深圳の山は数カ所の山を除いてまだ整備途中というもの多い中、特区外のこの横崗の山が予想外によく整備されていてびっくり。
市二医院から357路のバスに乗ってまず横崗大厦へ。初めてのところなので緊張しながら降りるバス停を探す。横崗大厦の文字が見えて下車。普通の深圳の特区外のバス停風景があった。
ここでミニバス907路に乗り換える。どちらの方向のに乗り換えればいいかわからなかったので聞いてみた。同じ方向だとのことでミニバスを探すと近くに停車していた。ここから終点の園山風景区へ。2元。
さらにしばらく歩いて行くと入場券売り場。15元。無料のところが多い深圳だが、ここでは入場料が必要だった。
登山道など確認して下調べ終了。
写真を撮っていると、いつものように「俺を撮せ」の声が聞こえた。宝安から来たグループの中の兄ちゃん。いつも通り要望に応えて撮影。
龍崗区横崗 園山風景区 《鵝公髻618mに登る》 (2009.6.6)
園山歓迎您
ふもとのお廟と園山
登山道
深圳のマッターホルン・梅沙尖が見えてきた
朝、目が覚めるとまず裏山を見て天気と空気の透明感をチェック。天気はまあまあ、透明感は悪い。目的は写真なので透明感がよくないと気持ちが萎える。山へ行くかどうか一瞬迷うが行くことにした。
下調べ通りのバスで行く。357路のバス。
横崗大厦で907に乗り換え園山風景区へ、さらに歩いてゲートで15元を払って園山風景区に入る。
土曜日だというのに人が少ない。このあたりは土曜出勤の人が多いのだろうか・・
お寺とか別墅を通ってゲートから20分足らずで登山道に到着。17時以降は登山禁止と書かれている。
登山道は深圳でおなじみの石段が続く。どこでも同じようなものかな、と思っていると1時間足らず登ったところで巨石の集まったちょっとした奇観が現れた。けっこうな規模。山麓から山を見上げていた時に見えていた岩ばかりのところにさしかかったのだろう。ちょっとおもしろい。
山肌を通るコースと森林の中を行くコースがあるようなので山肌コースをとってみる。こちらは日が差すので暑いが遮るものがないので景色がよく見える。ただ、透明度が悪いので遠望は難しい。
となじみのある山が顔を出す。予想通り、塩田区最高峰の梅沙尖(753m)が見えてきた!あの特徴的なとがった山頂。こうしてみるとヨーロッパのマッターホルンのような気がしないでもない。マッターホルンに比べるとかなり丸い印象だけど、なかなかいいネーミングに自己陶酔。よし、これから心の中で深圳のマッターホルンと呼ぶことにしよう。
鵝公髻頂近くから園山を展望
園山の背後にうっすらと梧桐山が見えてきた
山頂
崑崙花(玉叶金花)
下山して鵝公髻の山頂をふり返る 山肌の径をさらに行くとどんどん下がるようになってきて下山するのではないかと不安になってきたので今日のところはとりあえず引き返して無難に山頂をめざすことにした。
元の分岐点に戻って15分ほど登ると山頂らしきところに出た。深圳らしく飲み物やおやつを売っていて休憩の人でにぎわっている。
ふと見るとまだ高みがありそうだ。下山と書かれた2つの径の他に径がある。緩やかに上がっているのでまだ先があるのだろう。ここを行く。
石畳風に整備された径を行くと予想通り園山の後から深圳最高峰梧桐山が顔を出してきた。
梧桐山、そして園山風景区の園山、そしてこの鵝公髻がほぼ一直線に並ぶので、低いところでは園山にじゃまされて梧桐山が見えないが高く登ってくると園山の後から梧桐山が顔を出す。
今日はあいにくの空気の透明度なのだが輪郭は見えている。
15分ほどで山頂に到着。山頂も石畳になっている。で、龍崗18、塩田18の石柱。区境だ。頂上を龍崗区と塩田区で分かち合っているようだ。
三角点のようなものがあったので見てみると「深蓄電站」と書かれていた。何だろう。
初めて見る花があった。白い葉っぱのようなものに黄色い星形の花が咲いている。帰って調べてみると崑崙花(こんろんか)というようだ。白い葉っぱみたいなのは萼だということ。中国名は玉叶金花(玉葉金花;叶は葉の簡体字)
他にも初めてかなと思うような花の風景があったが門外漢なのでよくわからない。
そこら中に咲いているアメリカ浜車もなんか雰囲気が違うように思えてならなかった。
展望は空気の透明度の悪さから予想通りの風景しかわからなかった。ちょっと残念だけど、また来るだろうから次に期待して。
さて下山する。新しい石段ができている。登りと同じ径を下るのもなんなのでこちらを下る。
が・・失敗した。このコースは新しく建設されているようだが、なんかマンションの裏口の階段を下りていくような殺風景さと単調さで登ってきた径とは雲泥の差のように感じられた。
径はどこへ寄り道するでもなくただ一直線に続いていて40分ほどで麓の茶店に着いた。
始めは鵝公髻へ登ったあと園山へできれば縦走、と思っていたが、今日はこれで終わりにして日を改めて園山、そして関帝廟などの見所を回ってみよう。
つづく
コメント (2)
TITLE: 穏やか
写真には自然がいっぱいですね。
主人の住んでいる所が、龍崗区布吉で近くなので
こんな感じかなぁと拝見していました。
布吉は特区外では都会ですよ。今は地下鉄工事でごった返してますけど。
布吉を散歩すると、古くから開発されてきた(工業開発)ところみたいで新旧入れ混じっているのが興味深いところです。