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2006-08-08  カテゴリ: 香港初在住日記 1996-1998

《香港初在住日記》(11) 初小切手作り (1996-9-11)

【11】  1996年9月11日(水)  小切手作り

台風 - シグナル8
実は9月9日深夜(正確には10日)に目が覚めた時、台風が来ているらしく大風が吹いていました。
私の部屋はマンションの32階、だいじょうぶかと思っていると何となく揺れている感じがします。
気のせいかと思っていたら、天井からぶら下がっているひもがゆらゆら揺れて...感じだけではなく、実際揺れていたのです。少し怖くなりましたが台風でマンションが倒れたというのは聞いたことがないし、揺れなかったらよけい心配かも知れないと自分に言い聞かせて開き直っていました。

香港では台風とか大雨とかが来ると程度を表す数字がテレビ画面に表示されます。1から10まであってこの数字が8以上になると「シグナル・エイト」と呼び学校や会社など休みになります。数字が下がれば登校、出勤しなければなりませんが、便宜上、昼までに解除されなければその日は休みということのようです。実際上1,2,3と8,10の数字は見たことがありますが他の数字は見たことがありません..


今日は小切手作りに挑戦。まず、普通預金口座から小切手が引き落とされる当座預金口座にお金を移さなければなりません。この振り込み(Transfer)を電話ですることに挑戦です。説明書は英語と中国語...

現在のインターネット振り込み画面
電話を使ってPower Vantageの口座から当座への銀行振り込みの方法を会社で香港人に教わる。
帰宅後、電話の自動メニューでPower Vantageの振り込みをやってみる。失敗した。確認すると小切手の当座預金には0と言うアナウンス。別の口座に振り込まれたようだ。外のATMで確認に行くが操作がわからず、ひとまずマンションに戻って説明書に挑戦。電話で確認しながら再びATMへ。
今度はわかった。振り込む口座が預金の方に登録されていた。電話振り込みを行なった時、このせいでおかしくなったのかも知れない。再び当座預金に振り込みを試す。うまくいったようだ。当座預金残高を確認するとうまくいっている。家に戻って電話で残高照会をしてみる。うまく入っていてほっとする。
これで小切手が作れる。今日、会社で小切手の書き方を教えてもらった。管理費の小切手を作成する。N座の管理人が今日いないので明日わたすことにする。
今日は少し成果があった。英語の予習もしておかないと。とにかく銀行も英語も疲れる。

家族からの手紙が2日で香港に届いた。「9月9日12時-18時」の消印のものが今日11日、マンションに帰ったら届いていた。信じられない。こちらから書いた手紙は1週間ぐらいかかって日本に届いたらしい。
本来なら電話だけでATMへ行く必要はないのですが、練習と言うことで電話とATM双方で確認したため、自分の部屋と外のATMを何回も往復したのです。以後は電話だけで処理。

小切手に金額を書き込む方法は英語で綴る方法と漢字で大字を使う方法があります。始めは教えてもらったとおりに英語で綴っていたのですが大字の方が書きやすいので大字で書くようになりました。でも香港人は英語で書く人が多いみたいで大字を使っていると「すごい!」と言ってました。

1234香港ドルの場合、英語だと
one thousand two hundred thirty four only
と最後にonlyをつけます。

大字では
壹仟貳佰叁拾肆元正
と日本では最後の「也」のところに「正」をつけます。

壹貳叁肆伍陸柒捌玖拾佰仟と日本とほぼ同じですが7が違っています。日本では「漆」と書きます。
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2006-08-08 コメント(0)

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