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2006-09-20  カテゴリ: 香港初在住日記 1996-1998

《香港初在住日記》(24) お国訛りいろいろ (1996.10.15)

【24】  1996年10月15日(日)  お国訛りいろいろ

午後7時過ぎ退社、湾仔へ英語のレッスン。ほぼぎりぎり。久しぶりに韓国人の金さんが来ていた。

日本では米語だがここでは英語なので発音もかなり違う。辞典を引くと英国、米国の発音記号がよく出てくる。以前はあまり気になったことがないが気になりだした。

前回のレッスンで、階のFloorが米ではフロア、英ではフローとなっていたし、ややこしい。台湾訛りの北京語、広東訛りの北京語というようなものか..

香港人(中国人も同じように感じるが)は濁音の区別が違う。「だ」と「た」の区別ができない。日本人がLとRを区別しないように。名前に濁音系が入っている時スペルを間違えられやすい。中国語式に有気音と無気音の区別をしなければならないようだ。
ほかに「ヴ」と「フ」の区別もある。moveも香港人が言うとムーフに聞こえる。

地下鉄での帰宅中、乗り過ごした。
日本で生活していると外来語、特に米語が氾濫していますので、日本人が英語がわからないと言ってもかなりのレベルで知っているものです。中国人が英語がわからない、と言えばそれは全くわからないと同じ意味になりますし、香港人のそれは日本人に比べてはるかにわかっている感じがします。
「英語がわからない」と言ってもそのレベルには雲泥の差があります。ただし発音は別にして....

香港人、中国人もそうですが日本人がLとRを区別しないように、彼らは濁音を区別しません。日本で中国人をネタにしたコントなんかで中国人らしくするために濁音無しで話すような感じです。
前に香港人と日本語の話題になった時、おごる(食事をおごるとかのおごるです)と怒るの話で彼は言いました。
「同じ発音で2つの意味があるのか?」と。

その代わり、中国語には有気音と無気音というのがあります。有気音は発音する時に息も一緒に吐き出すもので力強い発音になります。これが日本人には難しく気を抜いていると区別も難しいです。
英語を学ぶ時、これらの発音の差を感じるようになりました。
笑い話みたいですが、日本人には日本人が話す中国語がわかりやすいのです。私だけかな...



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2006-09-20 コメント(0)

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