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2006-05-20  カテゴリ: 深圳マンション購入内装記 2004

《創房記 - 10》4 - 1 内装設計 (204.12)

4 - 1 内装設計 ( 2004.12 )

設計会社探し(2004年8月 - 11月)から設計(2004年12月)

購入手続きが終わりお金を振り込んでも、マンションはまだ建設中でできあがるのにまだ半年あり、内装設計を検討するのに十分な期間があります。
内装するには内装設計会社(装饰zhuāngshì公司)を利用するか、大工さんを雇うかをまず決めなければなりません。内装設計会社は内装設計と施工を行います。設計士や現場の責任者などが助けてくれますが、多くの内装材料は自分で手配する必要があります。大工さんの場合は設計はしません。依頼主と打ち合わせで、安く仕上がります。

お金はかかりますが内装設計会社の方がわかりやすいのでこれにしました。で、数社の設計会社を選んで会社のレベル、見積価格、会社の雰囲気、以後の対応などを検討して最終的に内装会社を決定することになります。

設計会社にコンタクトを取るとまず平面図を書き、見積もり金額を提示されます(無料)。それと実際の設計者と打ち合わせをしますので、これで設計の実力、センス、付き合いやすさなどを自分なりに判断できます。
設計会社ではしない内装は(設計会社によって多少異なりますが)

  • システムキッチン 専門の会社があり別途設計を依頼します。
  • タイルでない床 フローリングなど
  • 壁紙 (施工してくれる設計会社もあります)

システムキッチンの設計を依頼しても、キッチン・シンク(流し台)、蛇口、コンロなど付属するパーツは自分で買って支給する必要があります。フローリングや壁紙などはそれぞれの材料店で内装の手配をしてくれますのでこちらから期日がわかり次第連絡します。

設計会社を決定すると手付け金(定金dìngjīn)を払います。だいたい5,000元程度。残りの費用は4回に分けて支払います。契約書(合同书hétongshū)によると

  1. 契約書にサインをする時 45%
  2. 起工後10日 35%
  3. 木工の基本工事が完成し塗装工が入る3日前 15%
  4. 竣工後3日以内 精算分を含めた残り全額

となっています。%は見積もりに対する%です。見積もり費用には内装設計費、一部材料費、それにすべての人件費が含まれています。できあがりに対しての代価なので期間が延びても給料の補填などは必要ありません。

もし工事が不満なら支払いを滞らせるという方法も使えます。私は使いませんでしたが聞くところではこの方法は効果があるようです。工期は75日でしたが、期限を決めて遅延した場合、1日何元という事項を追加した方がよかったかもしれません。
精算は内装工事竣工後に発注人立ち会いのもと、できあがりを一つ一つ測定して契約書で決められた単価で計算します。

内装設計会社を利用するとここでほとんどをやってくれると思っていたのですが、実際は備え付け家具の一部の材料を手配してはくれますが、ほとんどの材料は自分で手配しなければなりませんし、その費用は設計会社に支払う費用には含まれていませんので実際の内装には設計会社に払う費用の倍くらいかかります。
材料を買いに行く時は設計者に話をすれば同行してくれて、材料の説明などアドバイスをしてくれます。


設計会社から示された平面図(無料段階)。
気に入らなければ注文をつけてやり直してもらうこともできます。


2006-05-20 コメント(0)

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