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カテゴリ <香港の山と公園> ( 124件  古い記事順 )
2008.11.23 
《香港の山》新界・八仙嶺郊野公園 黄嶺(639m)から八仙嶺を行く (4) パノラマ写真
2008.11.29 
《香港の山》香港島・大潭郊野公園鰂魚涌・柏架山(532m)、畢拿山(436m)へ (1)
2008.11.30 
《香港の山》香港島・大潭郊野公園鰂魚涌・柏架山(532m)、畢拿山(436m)へ (2)
2008.11.30 
《香港の山》香港島・大潭郊野公園鰂魚涌・柏架山(532m)、畢拿山(436m)へ (3)
2008.12.01 
《香港の山》香港島・大潭郊野公園鰂魚涌・柏架山(532m)、畢拿山(436m)へ (4)
2008.12.09 
香港の4大ハイキングトレール (四大長途遠足徑 Long Distance Hiking Trail)
2009.01.11 
《香港の山》獅子山郊野公園ライオンロックへ (Lion Rock)
2009.01.11 
《香港の山》獅子山郊野公園ライオンロックを行く (1) (2009.01.10)
2009.01.12 
《香港の山》獅子山郊野公園ライオンロックを行く (2)
2009.01.13 
《香港の山》獅子山郊野公園ライオンロックを行く (3)
2009.04.08 
《香港の公園》西貢 塔門ハイク
2009.05.06 
《香港の山》鳳凰山-8ヶ月ぶりのランタオピーク (934m) - 鳳凰径(Lantau Trail)を行く (1)
2009.05.07 
《香港の山》鳳凰山-8ヶ月ぶりのランタオピーク (934m) - 鳳凰径(Lantau Trail)を行く (2)
2009.05.08 
《香港の山》鳳凰山-8ヶ月ぶりのランタオピーク (934m) - 鳳凰径(Lantau Trail)を行く (3)
2009.05.13 
《香港の山》新界東北部 紅花寨から紅花嶺へ (1)
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八仙嶺郊野公園 黄嶺(639m)から八仙嶺を行く (4) パノラマ写真 (2008.11.16)
クリックすると大きい写真になります

屏風山へ


深圳最高峰の梧桐山(944m)と深圳第四峰の梅沙尖(753m)


馬鞍山から大帽山


屏風山


深圳遠望


馬鞍山を


屏風山


八仙嶺郊野公園 黄嶺(639m)から八仙嶺を行く
おわり

香港島・大潭郊野公園鰂魚涌・柏架山(532m)、畢拿山(436m)へ

大潭郊野公園は香港島の太古の南にあり、1977年に制定された部分と79年に制定された鰂魚涌拡建部分に分かれ、合計16平方キロ、香港島の五分の一にあたります。
柏架山(506m)と畢拿山(436m)は鰂魚涌拡建部分にあり、MTR鰂魚涌駅近くから登山道が始まり、よく整備されています。香港の四大ハイキング道、全長78kmのウィルソン・トレールの第2ステージが南北を縦断、全長50kmの香港トレールの第6ステージが通ります。
HP →  大潭郊野公園 

柏架山(Mount Parker)から見た九龍
大帽山、旧空港(啓徳空港)、獅子山(ライオン・ロック)
香港の山 柏架山(Mt.Parker)と畢拿山(Mt.Butler) (2008.11.29)

香港島の山、初挑戦です。
大潭郊野公園、拡建部分にある柏架山と畢拿山の登頂を中心にハイク。鰂魚涌(Quarry Bay)に住む友人と歩きました。

柏架山へは舗装された道を行きます。標高300mぐらいにある「大風坳」までは憩いの公園風によく整備されていて危険もなく歩きやすい登山道でした。
さらに上へも舗装されていますが登る人はぐっと減ります。頂上は2つに分かれ、山頂はそれぞれレーダーとアンテナが占領。ここから眺めます。
眺めは最高、またもや一人で声を。
大帽山、獅子山(ライオン・ロック)、それに旧空港(啓徳空港)など眼下に広がります。
さらに東の海には貯水湖から中環(セントラル)へと続きます。
再び大風坳に戻り、数百段の石段を登って畢拿山頂へ。ここ二は三角点があるだけで360度の眺望。
そしていつものごとくごちゃごちゃ適当に進んで下山。元の柏架道に戻ってきました。

それにしても天気が最高で眺めも最高。とても気分のよい週末でした。
畢拿山頂から中環(セントラル方面)を遠望





大潭郊野公園
大潭郊野公園は香港島の太古の南にあり、1977年に制定された部分と79年に制定された鰂魚涌拡建部分に分かれ、合計16平方キロ、香港島の五分の一にあたります。
柏架山(532m)と畢拿山(436m)は鰂魚涌拡建部分にあり、MTR鰂魚涌駅近くから登山道が始まり、よく整備されています。香港の4大ハイキング道、全長78kmのウィルソン・トレールの第2ステージが南北を縦断、全長50kmの香港トレールの第6ステージが横断します。
柏架山は日本語のWEBには高さが507mと書かれていますが香港政府のHPでは532mと書かれているのでとりあえず532mをとりました。

柏架山から香港島のビル群と九龍半島を望む

大潭郊野公園(鰂魚涌拡建部分) 柏架山と畢拿山へ (2008.11.29)

柏架山(Mt.Parker 532m) 畢拿山(Mt.Butler 436m)


柏架山へ


柏架山道の始まり


大風曙jから柏架山方面を
金曜日夜、香港島の友人宅に宿泊、今日、彼がいつも行っている柏架山に一緒に登る。これが香港島初挑戦の山登り。

彼のマンションを出て少し行くと柏架山道自然経という登山道があった。この舗装された道を登っていく。
人も多くて市民の散歩コースのような雰囲気で道の傾斜もそんなにきつくない。大潭郊野公園(鰂魚涌拡建部分)と書かれたゲートを見ながら進む。

それにしてもいい天気。20分ほど歩くと柏架山頂のレーダーが見えてきた。きれいな香港島の建築群も。
さらに10分ほど歩くと標高300mぐらいの「大風坳」というところに出た。調べてみると「坳」というのは山間の平地という意味とのことで、香港の山の各登山道の合流点の少し広いところに「坳」という名前の付いているところが多くある。
大風坳でしばらく写真を撮ったあと532mの柏架山へ出発。

大風坳で市民の散歩コースは一区切りのようでここからは歩く人がぐっと減った。それでも道は舗装している。
展望は九龍半島がよく見えるようになってきた。気がつくと大帽山も見えている。前に見える特徴的な山はもしかしてライオンロック?(ライオンロックでした)
それに旧空港(啓徳空港)もくっきり。天気もいいしすばらしい展望。

柏架山の二峰になった一つの山頂へ。撮影には樹木が少しじゃまなところもあるが香港島の中環、九龍半島の大帽山が見える。そして海がとてもきれいに。

柏架山から香港島と九龍半島を展望


畢拿山頂の三角点



台湾椿(大頭茶)
もう一つの峰へ行く。こちらも展望がいい。眼前に見事に広がる九龍半島の山々。残念なことに確信が持てるのは大帽山だけ。馬鞍山が見つけられない。前の山にさえぎられているのだろうか・・・

九龍半島の僕の古巣、5年ちょっと住んでいた藍田の滙景花園が目の前に広がる。滙景花園は英文名をSceneway Gardenといい僕のハンドルネームのもとになった。
それにしても藍田といい、粉嶺といい、ぼくが香港に住んでいた9年間に山の趣味がなかったことが悔やまれる。山の趣味があれば私生活も充実していただろうに。
まあでも今は充実しているからちょっと趣味が遅れただけかな。

眼前に海が広がる石段にすわり、出発時に買ったサンドイッチで簡単な昼食をとったあと大風坳に戻る。
ここからどうするか。時刻はまだ2時前だ。目の前の山に登ってみることにした。畢拿山(Mt.Butler)となっている。日本語での読みは「ひつなさん」かな。
目の前の石段を登る。やっと山登り(深圳の)らしい気になってきた。ひたすらに20分ほど登ると畢拿山頂に着いた。
三角点があるだけで狭い山頂だが360度の展望ができ柏架山よりもよい眺望だ。写真を撮りまくる。

まあこれで初めての香港島山登りを満足するとしてさてあとは下山コースを探す。「渣甸山(Jardine's Lookout)1.5km1時間」と書かれたコースをとる。渣甸山の字はJISのフォントにあった。読みは「渣」が「さ」、「甸」は「てん、でん」となっているのでとりあえず「さてんさん」とした。
いつものように気まぐれも含みながら歩いていく。香港の4大ハイキングコースの衞奕信徑(衛奕信径 Wilson Trail)と香港径(Hong KongTrail)の交差点もあったり、あちこち分岐点があったが地図をまだ持っていないのでどう行けばどこへ出るのか全く不明なので適当に歩いた。
最後は衛奕信径(Wilson Trail)を行き、最終的に始めに歩いた柏架山道に出た。そして元の出発地点に出て今日の山歩きを終えた。
今回の所要時間

柏架山道口  → 大風坳  50分
大風坳    → 柏架山1  30分
柏架山1    → 柏架山2  5分
柏架山    → 大風坳  30分
大風坳    → 畢拿山頂 20分
畢拿山    → 下山  1時間40分

「日記・大淵郊野公園へ」 おわり
柏架山道を行く


柏架山道から香港島のマンション群


大風坳から柏架山方面を見る


大風坳の小姐


大風坳から柏架山へ




柏架山のレーダー


一つの峰から


香港島・中環(セントラル)と九龍半島を


九龍・鯉魚門




香港第一峰大帽山と獅子山、ライオン・ロック







大風坳へ戻りました さて次は・・・


つづく




大風坳から畢拿山へ


ひたすら石段を登ります




畢拿山頂へ

畢拿山頂から


水庫


畢拿山頂の三角点


大帽山とライオン・ロック












中環(セントラル)


柏架山二峰のレーダー


台湾椿(大頭茶)








写真・香港島大潭郊野公園 おわり

香港の4大ハイキングトレール (四大長途遠足徑; Long Distance Hiking Trail)

2008年 12月 09日

ハイキング・トレールといっても山頂を巡ることもある高低差の大きなコースで、全長が50kmから100kmもあるものです。

香港には大きなトレールが4つあります。

4大トレール (四大長途遠足徑; Long Distance Hiking Trail)
1. ★麥理浩徑 (●麦理浩径) MacLeHose Trail 100km
2. ★衛奕信徑 (●衛奕信径) Wilson Trail 78km
3. ★鳳凰徑  (●鳳凰径)  Lantau Trail 70km
4. ★港島徑  (●港島径)  Hong Kong Trail 50km


日本語でも道の意味に「道」「路」「途」「径」という字が当てられます。「径」は小道のことを指します。

Trail
1. (人・動物が通ってできた荒野・山中の)小道
2. (動物・人・物が残した)跡,足跡,臭跡,(捜査などの)手がかり,形跡


標距柱 (Distance Post)
各トレールは約500mごとに標距柱(Distance Post)と呼ばれる標識を設置してあります。
麦理浩径は全長100kmなので起点から順にM001からM200まであり、屯門は最後のM200となります。


麦理浩径の終点・屯門の"M200"の標距柱と説明書き

このほか、ヘリポートもよく設置されていて事故などの場合にヘリコプターで対応できるようになっているようで、この標距柱は重要とのこと。


HP 麥理浩徑
麥理浩徑  (●麦理浩径,  MacLeHose Trail)


標距柱
新界を東西に横断する100kmのコースです。
起点は新界東部の西貢・北潭涌、終点は新界西部の屯門で全体は4.6kmから15.6kmまでの10の「段」(Stage)に分かれています。
8段で香港最高峰の大帽山957mの山頂付近を通過します。


ステージ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
区間 北潭涌

浪茄
浪茄

北潭凹
北潭凹

企嶺下
企嶺下

大老山
大老山

大埔公路
大埔公路

城門
城門

鉛礦坳
鉛礦坳

荃錦公路
荃錦公路

田夫仔
田夫仔

屯門
 
距離 (km) 10.6 13.5 10.2 12.7 10.6 4.6 6.2 9.7 6.3 15.6 100km
所要時間(時間) 3 5 4 5 3 1.5 2.5 4 2.5 5 35.5時間
難度 ☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆  
HP 衛奕信徑
衛奕信徑  (●衛奕信径; Wilson Trail)


標距柱
香港島を縦断後、海を越えて新界北部までを縦断する78kmのコースです。

起点は香港島南部の赤柱峽道。香港島北部の鰂魚涌まで縦断した後、海を越えて九龍東部の藍田から九龍半島を縦断、八仙嶺郊野公園の北端、南涌までの78kmで4.8kmから10.6kmの10の段に分かれています。


ステージ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
区間 赤柱峽道

陽明山莊
陽明山莊

鰂魚涌
藍田

井欄樹
井欄樹

沙田坳
沙田坳

九龍水塘
九龍水塘

城門水塘
城門水塘

元墩下
元墩下

九龍坑山
九龍坑山

八仙嶺
八仙嶺

南涌
距離(km) 4.8 6.6 9.3 8.0 7.4 5.3 10.2 9.0 10.6 6.8 78km
所要時間(時間) 2 2.5 4 3 2.5 2 4 4 4 2 30時間
難度 ☆☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆☆ ☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆  
HP 鳳凰徑
鳳凰徑 (●鳳凰径; Lantau Trail)


標距柱
ランタオ島(大嶼山)南部を一回りする70kmのコース。
梅窩から始まり梅窩で終わるループです。
2.5kmから10.5kmの12段に分かれています。ランタオ島最高峰の鳳凰山934mを越えていきます。


ステージ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
区間 梅窩

南山
南山

伯公坳
伯公坳

昂坪
昂坪

深屈道
深屈道

萬丈布
萬丈布

大澳
大澳

狗嶺涌
狗嶺涌

石壁水塘
石壁水塘

水口
水口

東涌道
東涌道

貝澳
貝澳

梅窩
 
距離 (km) 2.5 6.5 4.5 4.0 7.5 2.5 10.5 5.5 6.5 6.5 4.5 9 70km
所要時間(時間) 0.75 2.75 2.75 1.25 2.75 1 3 1.5 2 2 1.25 3 24時間
難度 ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆☆ ☆☆ ☆☆
HP 港島徑
港島徑 (●港島径; Hong Kong Trail)


標距柱
香港島を東から西へ横断する全長50kmのコースです。
起点はビクトリアピークに近い「山頂」(The Peak)から香港島東の大浪湾に達します。
4kmから8.5kmの8段に分かれています。


ステージ 1 2 3 4 5 6 7 8
区間 山頂

薄扶林水塘
薄扶林水塘

貝璐道
貝璐道

灣仔峽
灣仔峽

黃泥涌峽
黃泥涌峽

柏架山道
柏架山道

大潭道
大潭道

土地灣
土地灣

大浪灣
距離 (km) 7.0 4.5 6.5 7.5 4.0 4.5 7.5 8.5 50km
所要時間(時間) 2 1.5 1.75 2 1.5 1.5 2 2.75 15時間
難度 ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆

これらのコースをはじめとする郊野公園の手引きとなる等高線入りの詳しい地図も発行されています。
これには細かいトレールのルートや交通のアクセス方法、標距柱の位置など詳しく書かれている優れものです。ただ・・
5枚で1セットになるのですが、これがまた高くて1枚62ドルもします。1セット買えば310ドルとちょっと馬鹿になりません。
→  郊区地図 

香港のこれらの径は都会のビル群の横から始まるようなコースもあり都会の中で自然を味わえる豊かなところです。是非一度何かのコースに挑戦してみてはどうでしょうか。

香港 獅子山郊野公園ライオンロック(495m)へ (Lion Rock、 2009.1.10)

獅子山(ライオン・ロック)
獅子山郊野公園
香港で一番早く制定された3つの郊野公園の一つで1977年に制定されました。
地下鉄黄大仙にほど近いところで総面積は5.57k㎡

HP →  獅子山郊野公園 


香港・九龍 獅子山郊野公園ライオンロックへ

今回はグループで香港の奇岩、ライオンロック(獅子山495m)に登りました。
その存在を知ってから頭の中にメモっておいた登りたかった山の一つです。山頂の岩がライオンの頭のように見えるのです。

出発点は獅子山郊野公園の隣の金山郊野公園の境目。ここは猿の多いことでも有名らしくいきなり猿のお出迎えがありました。
少しあるくと獅子山郊野公園、鷹巣山自然教育径。ここから出発。
まず筆架山(Beacon Hill、457m)に登り、ここを経て獅子山、ライオンロックを目指します。

それにしても筆架山という名前、ほんとにたくさんあります。深圳でも福田区と大鵬半島にあり、私の知っているだけでも香港と深圳に3つの筆架山があります。筆架というのは筆立てのことで筆立てみたいに嶺が複数並んでいるとこの名前を付けるようです。

あちこち寄り道しながら3時間後、山頂へ。ここで日本語の堪能なフランス人と会いました。日本に住んでいたことがあったとのこと。なるほど。

あと、アマ・ロックという岩があるそうで、そこへ行ってみようということになり、アマ・ロック(望夫石)へ。
案内板によると外国へ出稼ぎに行った夫からの便りがなくて2人の子供を連れた奥さんが山頂で夫を待ちます。ある日、雷雨のあと彼女と2人の子供が石に変わりました・・・
どう考えたらハッピーエンドになるだろう・・
お猿さんのお出迎え


獅子山 ライオンロック
角度によってはそっくりなところもあるそうですが今回はこれが最高の角度


九龍湾を


カオルーンピーク(飛鵝山602m)を背景に獅子山


目を移すと左から香港最高峰・大帽山、針山、草山、間をおいて馬鞍山


旧空港、啓徳空港が見えます


アマロック (望夫石) 子供を二人連れた奥さんというのですが。



詳細記事は →  獅子山郊野公園 

《香港の山と公園》 獅子山郊野公園 ライオンロックを行く (2009.01.10)

獅子山郊野公園 ライオンロックを行く (1)  (2009.01.10)




筆架山頂(Beacon Hill)

獅子山(Lion Rock)

望夫石(Amah Rock)
今回はグループで香港の奇岩、ライオンロック(獅子山495m)へ。
その存在を知ってから頭の中にメモっておいた登りたかった山の一つです。山頂の岩がライオンの頭のように見えて興味を持っていました。

今回の出発点は獅子山郊野公園と金山郊野公園の境目、MTR旺角駅からバス81番で石梨貝水塘というところで下車。
ここは猿の多いことでも有名らしくいきなり猿のお出迎えがありました。
少しあるくと獅子山郊野公園、鷹巣山自然教育径。ここから出発。
まず筆架山(Beacon Hill、457m)に登り、ここを経て獅子山、ライオンロック(Lion Rock 495m)を目指します。

それにしても筆架山という名前、ほんとにたくさんあります。深圳でも福田区と大鵬半島にあり、私の知っているだけでも香港と深圳に3つの筆架山があります。筆架というのは筆立てのことで筆立てみたいに嶺が複数並んでいるとこの名前を付けるようです。
あちこち寄り道しながら3時間後、山頂へ。ここで日本語の堪能なフランス人と会いました。日本に住んでいたことがあったとのこと。なるほど。

あと、アマ・ロックという岩があるそうで、そこへ行ってみようということになり、アマ・ロック(望夫石)へ。
案内板によると

--- 外国へ出稼ぎに行った夫からの便りがなくて2人の子供を連れた奥さんが山頂で夫を待ちます。ある日、雷雨のあと彼女と2人の子供が石に変わりました ---

どう考えたらハッピーエンドになるだろう・・
獅子山郊野公園
香港で一番早く制定された3つの郊野公園の一つで1977年に制定。
地下鉄黄大仙にほど近いところで総面積は5.57k㎡
HP →  獅子山郊野公園 

今回の所要時間

鷹巣山自然教育径→筆架山頂(Beacon Hill) 1時間40分
筆架山頂    →獅子山頂(Lion Rock)  1時間

獅子山頂(表示のある山頂) → 望夫石  1時間
望夫石 → 紅梅谷(終点)  20分

出発 鷹巣山教育径 10時33分
終点 紅梅谷    15時52分

この日のアクセス

バス 旺角→石梨貝水塘 KMB81  81 

つづく
獅子山郊野公園 ライオンロックを行く (2)
まずここから出発 獅子山郊野公園・鷹巣山自然教育径


まず目指す筆架山(Beacon Hill)


















ついに見えた獅子山、ライオン・ロック、左奥には馬鞍山


筆架山頂とライオンロック


筆架山頂からライオンロック 背後には大老山(577m)


そして昔の空港、啓徳空港、海を越えて香港島・柏架山




すぐそこにライオンロック


つづく
獅子山郊野公園 ライオンロックを行く (3)
あちこちで見かけた猿


啓徳空港 香港島など


山頂へ


ライオンロック なにやら人が




ライオンロック 角度でライオンそっくりに見えるようですがこの日はこれがベスト


カオルーンピークをバックに獅子山


山頂からの眺め 左から大帽山、針山、草山・・間をおいて馬鞍山




ライオンロックと街


大帽山と針山、草山







アマロック(望夫石)へ

外国へ出稼ぎに行った夫からの便りがなくて2人の子供を連れた奥さんが山頂で夫を待ちます。ある日、雷雨のあと彼女と2人の子供が石に変わりました・・・とか







獅子山郊野公園 ライオンロックを行く
おわり

香港西貢 塔門洲ハイク (2009.4.5)

塔門 ( 2009.4.5 )
塔門洲
塔門は西貢の東の海上にある小さな島で、深圳の大鵬半島にも近く大鵬湾にあります。
島の東南の海岸には巨石が林立していてそれが仏塔のように見えたことから「佛塔門」と呼ばれ、現在は「塔門洲」、塔門と呼ばれるようになったとのこと。 (英文名 Grass-Island)
島の南部に穏やかな湾港があり、ここにたちよる漁船でにぎわったそうです。

塔門ハイク (2009.4.5)


黄石埠頭

渡し船

塔門埠頭
九龍・鑽石山(ダイヤモンドヒル; Diamond Hill)から 96R のバス(16.4ドル)で32km、1時間あまり、西貢の黄石埠頭(黃石碼頭)に到着、船に乗り継いで塔門へ。

初めて見る塔門の桟橋は何かひなびた漁村のように見えた。
小さな島で一番高いところでも茅平山の125m。

初めて見た島の印象はあまりよくなかったものの、少し歩いてみると雄大でのどかな景色が広がってとてもくつろげる。
そして西貢東郊野公園最高峰のシャープピーク(蚺蛇尖)468mが見えているのも心を和ませる。

さらにここからは深圳の大鵬半島に近くて大鵬半島の山々が見えると聞いて心が躍った。残念ながら視界がよくなくて山々を確認することはできなかったが次回に期待できるだろう。
地図を確認してみると大鵬半島に意外に近く、おそらく大鵬半島最高峰、深圳第二峰の七娘山が見えるだろうと思えた。



塔門埠頭






歩き始めます


西貢を。とがった山がシャープピーク


畳石(Balanced Rock) これが塔門の名前の由来の仏塔なのかな・・


近くに寄ってみるとなるほどBalanced Rock




シャープピーク












塔門最高の茅平山頂125m 三角点がありました








帰ります


香港西貢 塔門ハイク 終わり

香港・鳳凰山 - ランタオトレールを行く (1)  (2009.5.3)

香港・鳳凰山 - ランタオピークと登山口
8ヶ月ぶり 香港鳳凰山・ランタオピーク(934m)へ (2009.5.3)


早朝のマンションから大帽山が・・

E34のバスでランタオ島へ
今日もグループでの山登り。
朝7時にマンションを出発。いつものように空気の透明感を確認するため深圳の自宅マンションからの展望を。あまりよくないものの香港最高峰の大帽山が見えたのでまあまあの視界かな。

ランタオ島へのアクセス方法はかつて考えていた福田口岸からのルートを試してみた。
福田口岸から香港に入り、MTRの落馬洲方面に出るがMTRには乗らずに、まずミニバス75番で元朗へ(7香港ドル)。元朗からはE34の空港行きのバスに乗る(13.6香港ドル)。ここまでは順調に進み福田口岸を出てから約1時間で東涌に着いたのだが 降りるポイントを間違えて空港まで行ってしまう。空港から東涌行きのS1のバス(3香港ドル)に乗って東涌に引き返して待ち合わせ時間ぎりぎりの到着となった。まあでもこのルート、慣れれば福田口岸から約1時間、20.6香港ドルの運賃で東涌まで来れることが分かった。


心経簡林
東涌からはバスで宝蓮寺へ。
ここへ初めてきたのは1998年。以来そんなに大きな変化がなかったのだが今回は周辺整備が進み、姿を大きく変えていた。

そして10分ほど歩いた心経簡林へ。心経簡林は般若心経の書かれた柱が∞の字に並んでいるところ。そのそばの鳳凰山登山口から登山を開始する。
今日の予定は鳳凰径(Lantau Trail,ランタオトレール)の第3段。前回と全く同じルートをたどる。
鳳凰山の標高は934mだが登山口の標高がけっこう高いので500mほどの標高差を登ることになる。
時々涼しい風が吹いて気持ちがいい。視界もよいとは言えないながらもそこそこ、予定がきつくないのでのんびりと風景を楽しみながら進み、登山口から約1時間半で鳳凰山頂に到着。



山頂
山頂からは伯公坳方面への道をたどって下山。下山とはいえ距離がある。1時間15分ほどで伯公坳へ。
目の前には大東山へ登る登山道があって縦走できるとのことだが今日の予定はこれで終了。
縦走はまた別の機会に。8ヶ月ぶりの鳳凰山だった。


今回感じたのは宝蓮寺へのバス代がやけに高かったこと。言われて考えてみれば前回は平日に登り今日は休日。バス代はほぼ2倍になる・・・ まあしゃーないか・・

鳳凰径(Lantau Trail)第3段

深圳大南山から見た香港鳳凰山 あいにく雲がかかっていますが大東山ははっきり。手前左は屯門・青山 (2008.8.撮影)

さて出発
宝蓮寺 露座の大仏・天壇大仏 標高482mの台座におわします


心経簡林


お坊さんも心経簡林をバックに記念撮影。北京語を話していました


登山口


出発


とがっている山はランタオの観音山、羌山に続きます




天壇大仏と弥勒山



標距柱
ランタオトレール


山頂(奥)が見えてきました


山頂をアップでとらえると三角点がよく見えます




山頂はあと少し


つづく

香港・鳳凰山 - ランタオトレールを行く (2)

香港・鳳凰山頂へ - 石壁水塘


山頂へ






石壁水塘と南大嶼郊野公園の山々




山頂と小さく三角点









山頂の風景

三角点


大東山


香港国際空港


空港から飛び立つ




三角点で


香港・鳳凰山 - ランタオトレールを行く (3) 下山

鳳凰径・ランタオトレールを行く

下山


下山








大東山がきれい








パラグライダーで遊ぶ・・


東涌










伯公坳、今回の終点。


鳳凰山 - ランタオトレールを行く

香港新界 紅花寨から紅花嶺へ (1)

紅花嶺をめざして
香港新界東北部 紅花寨から紅花嶺へ (2009.5.7)

親切なおばさん
いい天気に誘われて香港へ。
おそらく深圳がよく見えるはずの紅花嶺へ向かう。今日は単独行。

深圳からは福田口岸を利用して香港MTR落馬洲から香港に入り粉嶺駅下車。MTR代の20ドルを奮発した。
粉嶺駅からミニバス56Kで麻雀村へ。ただし初めてなので下車地点を探すのにちょっと緊張。


周りの風景と停留所名を気にしながらミニバスで進む。程なく紅花嶺らしき見慣れた山が見えてきた。山を見ながら登山道を探す。木のない緑の山のふもとから一条の線が見える。おそらくあれが紅花嶺へ続く径に違いないと想像した。
バスはどんどん山に近づいてきて上麻雀村とか下麻雀村の文字が見えたのて下車。ここなら下車間違いにしてもそんなに違いはないはず・・


やっぱり降りるのが少し早かったようだ。適当にあたりをつけて歩いていくと電柱に案内図が貼られていた。でも現在地の表示がない・・・
でも、案内図があるということは行けるはずだと解釈、適当に歩く。

ここら辺に鉄道が通っていたのか「窄軌鉄路 火車橋遺址」と書かれたところがあった。窄軌鉄路というのは狭軌鉄道と言うことだろうか。少し写真を撮った。ここで短パンに履き替える。




ぽつりぽつりと民家のあるあぜ道のようなところを犬に吠えられながら歩いていく。そしてとうとう行き止まりとなった。ちょうど老婆とおばさんの二人がいたので聞いてみた。とりあえず普通語で・・・
おばさんは「ジゲホイ?」と言った。たぶん自己去かな。一人で行くのか、と言うことだろうか。うなずく。
北道の方角を指さし、林の中に入ってぐるっと回っていけば山を登れる。最高峰の紅花嶺にも行けると普通語で教えてくれた。


再び犬に吠えられながら教えられた所を歩く。と、これ以上は不安になりそうな感じになり躊躇しているとおばさんがやってきて「ここ、ここ」とじれったそうに指さした。不安はあるがこの径・・いや径はない。林の中のけものみちのような痕跡をたどる。
それにしてもあんな離れた所からやってきて教えてくれる人情はすばらしい。僕を中国人と見られただろうか・・・

少し歩くと林の外に出た。そして木はなく雄大な景色とともに登山道らしき一条の線が山頂に向かうように続いている。ふり返るとそこに見えるのは八仙嶺だ、間違いない。そして西の方には大刀屶らしきもの、そして遠く大帽山が見えた。ふもとに観音山らしいものが見える。

つづく
登山道を探してふもとを歩く


おばさんに教えてもらった径を行く


林の外へ出るとそこは絶景


村を見おろします


かすかに大帽山


八仙嶺、黄嶺


つづく
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2024_04


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