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カテゴリ <香港の山と公園> ( 124件  古い記事順 )
2009.05.15 
《香港の山》新界東北部 紅花寨から紅花嶺へ (2) 小八仙(?)から紅花寨へ
2009.05.17 
《香港の山》新界東北部 紅花寨から紅花嶺へ (3) 紅花嶺へ そして下山
2009.05.18 
《香港の山》新界西貢・馬鞍山郊野公園 飛鵝山(飛鵞山)-雲中のカオルーンピーク(602m)へ (1)
2009.05.19 
《香港の山》新界西貢・馬鞍山郊野公園 飛鵝山(飛鵞山)-雲中のカオルーンピーク(602m)へ (2)
2009.06.29 
《香港の山》台風のあと - 香港ランタオ島
2009.08.04 
《香港の山》梧桐寨群瀑 - 大帽山郊野公園の滝めぐり
2009.08.23 
《香港の山》香港最高峰大帽山へ - 2度目の挑戦・梧桐寨ルート (1)
2009.08.25 
《香港の山》香港最高峰大帽山へ - 2度目の挑戦・梧桐寨ルート (2)
2009.08.27 
《香港の山》香港最高峰大帽山へ - 2度目の挑戦・梧桐寨ルート (3)
2009.08.29 
《香港の山》香港最高峰大帽山へ - 2度目の挑戦・梧桐寨ルート (4)
2009.08.31 
《香港の山》香港最高峰大帽山へ - 2度目の挑戦・梧桐寨ルート (5) 展望編 (終)
2009.10.03 
《香港の山》元朗・乾山から圓頭山 -  深圳展望コース (1) (2009.10.2)
2009.10.03 
《香港の山》元朗・乾山から圓頭山 -  深圳展望コース (2) 乾山へ
2009.10.04 
《香港の山》元朗・乾山から圓頭山 -  深圳展望コース (3) 乾山から圓頭山へ
2009.10.05 
《香港の山》元朗・乾山から圓頭山 -  深圳展望コース (4) 圓頭山頂と下山 (終)
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香港新界 紅花寨へ (2)

小八仙(?)と深圳梧桐山、梅沙尖
香港新界東北部 紅花寨から紅花嶺へ (2) (2009.5.7)

小八仙(?)から紅花寨へ


登りきって上から見ると・・怖い
それにしても樹木がなく見通しがよい。疲れを誘うように、目の前に一筋の径が激しい傾斜で続いている。岩をよじ登るようにして登りきる。
右には峰峰が続く。案内図に書いてあった小八仙というのはもしかしてここのことだろうか。もしそうなら目の前に見える八仙嶺と対比して興味深いネーミング。
それにしても最後の岩場はきつかった。登ることはできても降りるのは怖いだろうと思ってそっと覗いてみると・・やっぱり怖い。逆ルートだとひとりでは自信がない・・



深圳沙頭角
今まで香港の山風景の美しさに感動していたが、ふと気がつくといつの間にか深圳沙頭角の街並み、それに塩田港が見えている。こうしてみると沙頭角の街も美しい。高層ビルも多い。2004年に初めて沙頭角に行った頃よりもかなりビルの数が増えている。中心部から離れるといってもそこは深圳経済特区内だ。
あの名前のわからない塩田区の象徴的な二こぶの山もはっきり見える。
深圳最高峰梧桐山が目の前に広がった。登り始めは香港の山々に目を奪われたが今は深圳の山々に釘付け。梧桐山に加えて深圳第4峰の梅沙尖も見える。


紅花嶺をめざして
塩田港方面に連なる連峰(小八仙か?)を後にして進む。時々危険そうな斜面の径もあるが全体的には穏やかに続く。
見渡すとこのあたりでは一番高そうな山があり、コースに分岐して山頂へ続く。最高峰ぐらいの高さがあるのでここも登っておかないとね。
進むと今度は深圳市街が見え始めた。かすんではいるものの地王大厦が見える。
山頂は岩がごつごつしてあまり雰囲気はよくないものの深圳市街がよく見えた。
そしてここが紅花寨の山頂489mだった。

大帽山、大刀屶など香港の山々


八仙嶺と沙頭角海


紅花嶺をめざして


見えだした深圳沙頭角


険しい山肌を進む


深圳最高峰梧桐山と小八仙(?)




ふり返って


険しかった山肌が見えます。こうしてみるときれいなスロープ


深圳梧桐山と香港八仙嶺と小八仙(?)


さらに山肌を進みます




そして一つの山頂、紅花寨から。


深圳の街が見えます そして左の山は・・

深圳地王大厦が見えました


そして山の山頂をズームすると・・三角点。おそらく紅花嶺492m


つづく

香港新界 紅花寨へ (3) 紅花嶺へ そして下山

紅花嶺山頂から深圳梧桐山を見る
紅花嶺へ そして下山

一つのの山頂をあとにすると目の前にはどちらが高いのか、と思うような峰が見えてきた。近づいてくると山頂になにやら見える。カメラの望遠を最大にしてみると三角点が見えた。これで確信した。これから登ろうとする山が紅花嶺492mだと、したがってさっきの山は紅花寨なのだと。
数条の径が山頂をめざしている。適当な径を選んで登る。
山頂からは香港最高峰大帽山と林村郊野公園の山々、それに八仙嶺がはっきり識別でしたし、深圳の梧桐山、深圳市街、深圳を取り囲む山々を美しく眺めることができた。

今日の目的を達成して山頂から下山道を探る。電波塔のある所から舗装道路が通じている。あそこから下山できるだろう。下山し始める。ガレ場のような急坂をしばらく進むと舗装道路に出た。
あとはこの道路をひたすら歩き続けて「磚窰(chun yiu)」というバス停に出る。
何台も満員のミニバスが通り過ぎる。香港ではミニバスは定員以上のの客を乗せられない。運転手が手を横に振る。
そして1階建ての路線バス、78Kがやってきて無事帰還。78Kは上水行きと言うことなので終点まで行き、上水の吉牛を食べてミニバス17番、皇崗経由で深圳に入る。
紅花嶺へ


紅花嶺へ 三角点が見える


山頂からの風景
山頂へ。 三角点から大帽山


深圳梧桐山麓の街





そして八仙嶺


深圳市街


下山
















《 紅花寨から紅花嶺へ 》 おわり

香港新界西貢・馬鞍山郊野公園 飛鵝山-雲中のカオルーンピークへ (1)

飛鵝山 (飛鵞山, Kowloon Peak)
九龍半島。馬鞍山郊野公園に属し標高602m。


まず雲中の東山へ
香港新界西貢 馬鞍山郊野公園 雲中のカオルーンピークへ (1) (2009.5.10)

雲に隠れたカオルーンピークへ。
ダイヤモンドヒル、鑽石山からタクシーに分乗して出発。どんどん高みに登って行く。以前藍田に住んでいた頃バスの行き先でよく見ていた慈雲山方面へ向かい沙田坳で下車。
タクシーでかなりの高度に来たようだ。地図では300mの等高線がある。とすると602mのカオルーンピークへはあと300m。
香港に来てよく感じるのだが香港の山登りはけっこうな高さまでバスなどで登って行くので山頂までの標高差がかなり少なくなる。ランタオ島のランタオピークでも標高934mとそこそこなのに出発点からの標高差は500m程度。そしてその標高差を長い距離で時間をかけて登って行くようなところが多い。ほぼ0mの標高から出発して階段で最短コースで登ることの多い深圳の登山とはかなり違う。整備が進みふつうに娯楽登山のできる香港だからなのだろうか・・

ま、とにかく沙田坳から出発。ここから マクリホーストレール(麦理浩径)ウィルソントレール(衛奕信徑) の共用のトレールを進んでまず東山(542m)に登り、象山(585m)、飛鵝山(602m)へと北から南へ縦走する。

ふつうならばライオンロックがきれいなはずだけどあいにくの天候で飛鵝山の山頂も雲に隠れて見えなくて残念。また天気のいい時にひとりで来てみるかな。


獅子山-ライオンロック山頂から見た飛鵝山-カオルーンピーク (2009.1.10撮影)
出発




飛鵝山頂は雲の中


下界には陽光が


ライオンロックが見えた 少しわかりにくい角度


マクリホーストレールとウィルソントレールと共用するトレールを行く



マクリホース
M100標距柱


ウィルソン
W045標距柱



飛鵝山道




視界はどんどん悪くなる




まず東山(542m)へ




つづく

香港新界西貢・馬鞍山郊野公園 飛鵝山-雲中のカオルーンピークへ (2)

雲中の飛鵝山を下る
香港新界西貢 馬鞍山郊野公園 雲中のカオルーンピーク (2) (2009.5.10)

たどり着いた飛鵝山頂はいつものように(?)アンテナと鉄条網・・・
やっぱり何となく・・

次は象山をめざして出発





東山を下る




香港で初めて見たケルン 象山(585m)




獅子山、ライオンロックがそれらしく見えました




すごい藪こぎでした あとで腕や足がかゆくて・・



夾竹桃


飛鵝山頂へ



飛鵝山へ最後のアタック


飛鵝山頂 (602m)



下山

下山


孫文のお母さんの墓とか 飛鵝山がいい位置に眺められます






そしてライオンロック


今回の大型写真集は →  写真集 
《雲の中のカオルーンピーク(602m)へ》
おわり

台風のあと - 香港ランタオ島

雨の香港ランタオ島 大東山へのステップ
香港ランタオ島

日曜日、朝6時過ぎ起床。
空は曇り空ながらも明るく晴れてきそうな感じ・・
気象衛星動画を見ているとどうやら台風の雲は消滅した様子、雨はおさまったかなと、外出できない週末に我慢できなくてマンションを飛び出しました。

そして香港ランタオ島へ。
実はランタオ島内の交通機関はバスにしろなんにしろ休日になると軒並み料金が高くなるのであまり休日には行きたくないのですが勢いで出かけました。

ランタオ島へ向かう途中に見える大帽山の山頂には雲が。
ランタオ島でも山々の山頂は雲だらけ。ちょっと不安ながらも珍しく空気の透明感がいいのでおもしろそうな写真が撮れるかなと思いながら伯公坳へ。
ここからは初挑戦、香港第三峰の大東山をめざすつもりなのです。天気は良くないのですがそのうち良くなるだろうと勝手に解釈、登り始めました。
しばらく進むと空はどんどん黒くなり、立ち止まって考えました。結局あきらめて引き返すことにして伯公坳へ戻ったとたんに横殴りの雨・・・
やっぱり季節的に我慢の時なのでしょうか・・・
「あずまや」で写真を少し撮ったあとやってきたバスに飛び乗り東涌へ戻りました。バスにはリュックを持った乗客がひとりだけ。やっぱり雨で引き返してきたのでしょうか。

せっかくランタオ島に来たのであちこち出かけるところを探そうとしたのですが気分がのらず帰ることに。
帰途では雨が上がって良くなるか、と思うと雨が降ったりとお出かけは失敗なようでした。まあこんな日もあるかな。

でも帰りのバスに乗ってしばらくして車窓に見えだした海のむこうの屯門と青山、そして九径山は非常に透明感のある山影を見せていました。ランタオ島からこれだけ近くに青山が見えるなんて驚きでした。おそらく屯門埠頭からもランタオ島がきれいに見えていたのでしょう。残念ながら写真はありませんが・・・
どんどん暗くなってきた空

香港 大帽山郊野公園・梧桐寨群瀑へ (2009.7.25)


梧桐寨群瀑へ
梧桐寨群瀑

香港最高峰の大帽山の水を集めて滝が集まっているところ、梧桐寨群瀑へ行きました。
香港には九大石澗というのがあるとのことで、梧桐寨石澗はその一つだとのことです。
でも石澗って・・ 「澗」は谷川のことなので渓谷風景というような意味のでしょうか・・

ま、ともあれ、滝めぐりを。
まず萬徳苑へ、それから滝をめざします。
滝は下から順番に
井底瀑 → 中瀑 → 主瀑 → 散髪瀑
と続き、差発縛からはふたたび萬徳苑に戻り梧桐寨村のバス停で終了。
全行程は5km程度、ゆっくり見学しながら弁当食べて約4時間あまりの散策でした。
滝に長くいるとけっこう涼しくなってきて、半袖では肌寒い感じになりました。天然のクーラーでしょうか・・
この日は滝の水量が普段よりかなり豊富だとのことでした。

梧桐寨へのアクセス
バス 「梧桐寨村」 下車
 64P  64Kなど

あの観音山・嘉道理農場のすぐ近くでした。大刀屶へいった時にこの道を元朗へ引き返しました。懐かしい道でした。
所要時間
同慶堂 → 萬徳苑 20分
萬徳苑 → 井底瀑 25分
井底瀑 → 中瀑   5分
中瀑  → 主瀑  25分
主瀑  → 散髪瀑 15分

散髪瀑 → 萬徳苑 1時間
萬徳苑 → バス停(梧桐寨) 25分
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同慶堂。ここからスタート・・・


萬徳苑
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井底瀑
第一の滝、井底瀑
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中瀑
中瀑
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さあ主瀑へ
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主瀑
主瀑
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景色は・・・
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散髪瀑
散髪瀑
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下山

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途中で大帽山頂へのルートが・・・
雰囲気がいいので今季、ここから大帽山に登ることを考えた・・・


大刀屶が見える
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そして龍山かな九龍坑山? 奥には深圳最高峰、ここと同じ名前の梧桐山が見えるかも・・雲
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萬徳苑に戻ってきました
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香港最高峰大帽山へ 梧桐寨ルート (1)


大帽山から 《 青衣にかかる橋 - 香港国際空港への道 》
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香港大帽山へ (2009.8.22)

大帽山・梧桐寨群瀑へ行った時にここからも大帽山への登山道があるのを知りました。
太陽に晒される登山道の多い香港にあって珍しく木々の豊かな登山道に心傾いてこのコースを使って登ってきました。
瀑布が目的ではないのでここはバイパスする散髪瀑へのコースをとり大帽山へ。

階段のコースで最後、散髪瀑と大帽山頂への分岐点で山頂のコースをとります。
しばらくは木々の豊かないいコース。
そして登るに連れて香港の山の特徴が現れてきました。木々がなくなり、緑の草原に変わってきました。

でも眺めはすばらしい。初登山の時は深いガスでほとんど視界がなかったので感激でした。

帰ったら・・・日焼け止めしなかった手の甲や足が日に焼けてひりひり・・・

つづく

香港最高峰大帽山へ 桐寨ルート (2)


大帽山登山道から 《 龍山と深圳・梧桐山 》
香港大帽山へ 梧桐寨ルート (2009.8.22)

空模様があまり良くない。いつものようにマンションから大帽山が見えるか確認。雲で見えず。


車窓に見えた観音山と大帽山

萬徳苑

萬徳苑近くの小さな滝
福田口岸から75番のミニバスで元朗へ、さらに二階バス64Kに乗り換えて大帽山麓の観音山にある嘉道理農場の次の停留所、牛欄窩で下車、ここから大帽山にアタックする。
バスから見えた大帽山には大きく雲がかかっていてがっくり、初登山の深いガスを連想してしまったがバスが牛欄窩に着く頃には大帽山頂が見えてきて少しほっとした。

まずは梧桐寨村にある萬徳苑へ。それにしても登山客、群瀑客らしき人影がない。週末だというのに夏の真っ盛りということで敬遠されているのだろうか・・・
群瀑への道筋なので歩いていると思い出してきたが、今回は方向音痴が一人、分岐点では少しこころもとない。
早くも深圳梧桐山が見えてきて20分で萬徳苑に到着。ここで初めて人を見る。群瀑めぐりのような女性3人組。挨拶を交わす。
彼女らは萬徳苑で小休止、僕は先へ。すぐに小さな滝があった。水量は多い。近くに寄るとひんやりした風があってすごく涼しい。へえーっと感心する。天然のクーラー。萬徳苑で小休止することが多いがこれからはここで小休止した方がよさそうだ。

分岐点。一つは群瀑めぐり、一つは直接山頂へ向かう径。群瀑めぐりコースでも山頂へ行けるが、今日は山頂へのコースをとる。標識には「2.5km、2.25時間」と書かれている。時速1km計算、すごくゆっくり。それだけ困難な径ということだろうか。
ワーニングがある。
「このコースは非常に難しい。装備をした人、経験のある人が行きなさい」
僕はとりあえず経験あり、ということになる。でもそんなに悪い径とは思わなかったけど・・・


日差しはきついが木々が遮ってくれるし、少しひんやりした風が吹き上げてきて実にさわやか。大刀屶と深圳の梧桐山が見える。天気は良好となってきた。
それにしても全く人と会わない。撮影を楽しみながら登って行く。

下の方から声が聞こえてきた。写真を撮っている僕を追い越していった。おばちゃん2人。傘を差しているが飲み物は持っていない。慣れているみたいでペースがすごく速くて少し追ってみたがしんどいのであきらめた。

萬徳苑からほぼ1時間で散髪漠と山頂への径の分岐点に到着。見るとあの2人のおばちゃんがだべっていた。雰囲気的に彼女たちの目的はここまでのようだった。それにしてもタフなおばちゃん。

山頂へ向かう。始めは木々の多い良いコースだったが・・・やっぱり。
10分も歩くと太陽に晒されるコースになってきた。でも今は雲がある。上から数人の男性の声。5、6人のおっちゃんが降りてきた。
「チョーサン、チョーサン」といつもの挨拶がある。若者がいない。ちょっと寂しい。

大刀屶のむこうに地王大厦が見えた。もっと西の方に目をやると白くきれいなマンション群が見えた。少し考える。やっぱりあれは深圳に間違いない。深圳湾、南山が見えてきた。深圳をきれいだと思った。

少しうきうきしてさらに歩く。径はふたたび木々に覆われてきた。渓流もあったが長くは続かず径は普通の香港のトレール、太陽に晒される径となった。太陽が出てきたので、数少ない木の陰で休憩を取りながら進む。
目の前には山頂に続く「大帽高原(自分で勝手に呼んでいる・・)」が見えてきた。休憩所も見える。もうあと少し。香港大刀屶と並んで深圳梧桐山もワイドに見えてきた。
つづく

大帽山へ
萬徳苑を過ぎ滝めぐりと山頂への径の分岐点。ここから出発
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見えだした風景。大刀屶から深圳・梧桐山
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散髪瀑と山頂への分岐点
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山頂へ
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太陽コースになって・・・ 下山する人たち
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展望がワイドになってきました 林村郊野公園の雞公嶺、大刀屶から深圳・梧桐山、そして八仙嶺
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大刀屶の隙間からは深圳市街
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大刀屶の間から深圳 地王大厦
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香港最高峰大帽山へ 梧桐寨ルート (3)



青衣からランタオ島 - 空港への道

香港筆架山、ライオンロック、カオルーンピークなど

涼亭

ライオンロック

香港天水圍と深圳南山
若者ハイカーともちらほら遭遇するようになってきて休憩所に到着。おにぎりを食べようと思っていたら先客あり、しばらく展望写真を撮る。
この休憩所、日本語で言えば四阿(東屋:あずまや)というところ、広東語では涼亭、英語ではShelterとなっている。

大帽山頂のアンテナ群が見える。視線を流していくとライオンロックがくっきり見えた。右へたどったらレーダーが、あれは香港・筆架山、Beacon Hillにちがいない。
その背後にはおそらく香港島の山影が見える。パーカー山も見えている気がする。

先客が休憩を終えて下山していったのでおにぎり休憩を取る。自作特製たけのこご飯のおにぎり。数人のハイカーもやってきて休憩。
20分ほど撮影と休憩に費やして山頂をめざす。これから先はコンクリート舗装の味気ない道。階段と違うのでペースが速くなりがち。でも勾配がけっこうきついので疲れやすくなる。

展望はどんどん良くなってくる。ライオンロックの他、カオルーンピーク、馬鞍山も見えてきた。さらに八仙嶺、深圳・梧桐山、大刀屶へと続く。地王大厦も見えている。
目を移せば、深圳湾、深圳湾大橋、南山も見える。初登頂は深いガスの中だったので、これらの風景は初体験、大満足。僕の住んでいるマンションは確認できなかったがマンションから大帽山が見えるのが頷けた。

初登頂で昼食に使った場所を見つけて残っているもう一つのおにぎりを食べる。ここはヘリポートにも使えそうなところ。
おにぎりは白飯。これはあまりおいしくない。のどが渇いて貴重な水を多く使った。

今回は500mlのペットボトル2本に麦茶を入れ、両方とも冷凍庫で凍らせていた。1本は80%ほど凍らせて残りは液体の麦茶を継ぎ足す。これはほどよい加減で山頂付近で飲みきった時には氷もほとんど溶けていた。リュックから取り出した2本目は半分近くの氷が溶けていた。白飯のおにぎりで2本目をかなり消費。
ヘリポートから展望 大刀屶から八仙嶺 そして深圳

山頂のレーダー

香港国際空港へ向かう旅客機

郊遊地点5号場からランタオ島を

荃錦公路の「バイパス」を行く

隠された標距柱

M155だった
大帽山頂はレーダー群によって占拠されているので一般人は到達できず、感激も薄いままに道は下りとなる。
それにしても人が少ない。まあ、深圳梧桐山でも事情は同じ、このくそ暑い中、登山などと考えるのは普通ではないのかも知れない。でも展望にはこの季節が一番いい。

下るに連れて青衣がはっきり見えてきた。ランタオ島の香港国際空港に向かう橋が壮観。道が空港に向かっているのを確認できる。

管理所のゲートからは川龍ルートと荃錦公路の2つのルートがあった。川龍ルートは4.25km、1.75時間で、荃錦公路ルート2km、45分となっていた。時間が違いすぎる。
川龍ルートは前回とったコースなので今回はまだ知らない荃錦公路ルートをとる。噂では舗装道路をひたすら歩き続けるだけだとか・・・まあ、経験に。
でもよく見ていくともしかして・・というような感じがしてきた。「バイパス」の登山道がありそうなのだ。

まずは「大帽山郊遊地点5号場」と書かれた案内板にしたがって公路から離れて歩いてみる。
広場と展望台だったが、さらに下へ行く径もあるので試しに通ってみる。公路を行くより気持ちがいい・・がふたたび公路と合流した。
さらにバイパスのみたいに径があったのでこちらを。案内板には「大帽山遊客中心1.25km」と書かれている。

径はとぎれそうになりながら心細く続く。やたらと牛とかロバとかの落とし物が多いと思っていたらたくさんの牛、ロバと遭遇。新芽を食べていた。

誰もいない、遭遇もしない小径を一人でどんどん下る。
標距柱らしいものがあるが、黒いビニールで覆われている。誰かがビニールの中を見ようとした努力の跡があるので僕もちょっとのぞいてみる。
「M155」
マクリホーストレール155。この径はマクリホースとして整備中ということなのだろうか。まあ、舗装道路よりもずっとこっちの方が雰囲気がいいからね。
と木々の中に屋根が見えた。その向こうの木立の間からわずかに公路も見える。時間的に考えても先はまだまだだと思えるのだが・・

でもそこは「大帽山旅客中心」だった・・ここで登山は終了、あとはバスで帰るだけ。
あっけない終了だった。

大帽山 梧桐寨ルート

所要時間
登り
(バス停)
牛欄窩 → 萬徳苑             20分
萬徳苑 → 散髪漠と山頂への分岐点     1時間
分岐点 → 涼亭              40分
涼亭  → 山頂レーダー付近M147標距柱   45分

下り
M147  → ゲート         45分
ゲート → 大帽山遊客中心     45分

牛欄窩站は標高100m以下、大帽山遊客中心は標高500mぐらいのところでした。
標高差900mを登り、400mあまりの標高差を下ったことになります。どおりで下りは早かった。

M147: Mxxxはハイキングトレール、マクリホーストレール(麦理浩径)の標距柱(一里塚)です。約500mごとに設置されていますので全長100kmのマクリホースではM001からM200までの標距柱があります。
 → 標距柱

今回のルート

アクセス
梧桐寨村へ
MTR大埔墟、または元朗からバス 64K、64Pで牛欄窩站または梧桐寨站下車
元朗 大埔墟から  64K   64P 
大埔墟から  65K 

大帽山遊客中心
郊野公園站から徒歩
荃湾、錦田から  51   (かなり本数が少ないので注意)


バス64K 白牛石の元朗よりの站が牛欄窩

バス51 
写真へつづく

香港最高峰大帽山へ 梧桐寨ルート (4)


山頂へ
涼亭






林村郊野公園と深圳を見ながら







馬鞍山、カオルーンピーク、ライオンロック、香港島の山とともに


香港国際空港へ向かう飛行機 ランタオ島・鳳凰山をバックに





下山
ゲートへ


遠く青山と九径山を眺めながら荃錦公路のバイパスのような径を行く






この隠された標識は・・・

のどかに  ランタオ島、青山、九径山が見えます


登山道




バスを待ちます




展望編へつづく
大帽山へ 梧桐寨ルート

香港最高峰大帽山へ 梧桐寨ルート (5) 展望


林村郊野公園と深圳
深圳最高峰・梧桐山
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深圳を背景に林村郊野公園・雞公嶺、大刀屶
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大刀屶の隙間から深圳・地王大厦
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深圳湾大橋と深圳・南山
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大帽山と大刀屶に挟まれた観音山
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八仙嶺と馬鞍山
左に八仙嶺、右に馬鞍山が対峙
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八仙嶺
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馬鞍山
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ライオンロック 香港筆架山
ライオンロックと香港筆架山(Beacon Hill) daibousan090822_4-12_500.jpg

ランタオ島・空港へ
青衣
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青山と九径山
左にランタオ島、空港、右に青山、九径山が海を挟んで対峙
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青山と九径山
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大帽山 梧桐寨ルート 展望

香港の山 元朗・乾山(394m)から圓頭山(375m)へ -  深圳展望コース (1)

乾山から圓頭山への径

一番奥が圓頭山

香港元朗・乾山(394m)から圓頭山(375m)へ -  深圳展望コース (2009.10.2)


良景
2008年11月、屯門の青山(Castle Peak)に登って圓頭山方面に歩いて良景で下山しましたので、今回は青山から圓頭山まで縦走を、と思ったのですが記録を調べてみると青山から良景まで4時間ほどかかっていましたのでここは無難に前回の続き、良景から始めて乾山、圓頭山への縦走をすることにしました。

実は9月に2回、良景から乾山付近まで登ったのですが、なんせ香港の山、木々がなく全くのはげ山、その暑さにギブアップ、撤退しました。
最近の日差しはきついものの吹く風は心地よく、もうそろそろと思い3度目の挑戦です。


乾山の三角点と青山
乾山までの径はすでにわかっているのですいすい、と行きたいのですが、郊野公園になっていないルートなので整備がされていません。ガレ場のコースでずるっと滑って最悪は・・・ということになりかねないので気が抜けません。

初登頂の乾山(394m)は低いながらも深圳がよく見渡せました。あいにくの視界で細かい部分まで観察できませんでしたが、視界のよい時にふたたび撮影に来るのによいかなと思えました。



圓頭山三角点から

径なき径、頼りの青いリボン
乾山から圓頭山までもガレ場が続きます。ところどころ、山肌が大きくえぐれていて雨で崩れたのかな、と思うようなところもあり緊張がゆるめられません。

圓頭山の山頂からは深圳湾大橋がすぐそばに見えて深圳南山あたりがよく見えます。あいにくの視界でしたが、視界がよければ梧桐山から南山まで、深圳の展望が眼前に広がるはず・・

圓頭山からの下山径は大変でした。山頂付近はガレの急坂、それを過ぎると大変な藪こぎ、草木でトレースがわかりません。
と、木にまかれた青いリボンが見えました。おそらく径を示すリボンです。赤いリボンはよく見るのですが青いのは初めて。まあこれを頼りに下山。

やっと下山した時はくたくた。400mたらずの低い山だったのに・・・
他に人は誰も見ず、たった一人の山歩きでした。
つづく

左に九径山、奥に青山、次に乾山。山間に屯門の街

香港の山 元朗・乾山(394m)から圓頭山(375m)へ -  深圳展望コース (2)

深圳・南山から見た香港新界西北部の山々
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香港元朗・乾山(394m)から圓頭山(375m)へ - 深圳展望コース (2009.10.2)
深圳のあちこちからよく見える香港の山に青山から圓頭山にかけての山々がある。深圳・南山(336m)から見ると深圳湾大橋とともに目の前に見える。ことにとがった山頂の青山と丸い山頂の圓頭山は象徴的だ。あの山に登って深圳を眺めたいと思うのはごく自然的か・・
というわけで初めてアタックすることにした。何となく思っていたのは青山から圓頭山へ縦走だったが、青山へ行った時の資料を見ると時間がかかりすぎると思われるのでまずは青山に登った時の最終地点、良景から乾山、圓頭山へ縦走してみることにした。

出発 - まず乾山へ
いつものように福田口岸からまず75番のミニバスで元朗へ。元朗から軽鉄615番に乗り換えて「良景」駅へ。駅数14で4.4ドル。
良景から団地の中を郊外へ歩くとほどなく乾山への舗装された登山道に着く。まずたっぷりと日焼け止めを塗って・・・

朝の散歩帰りの地元の人々が下りてくる。時々「チョーサン(早晨)」のあいさつ。道ばたの花々の写真を撮りながら進む。深圳、香港の植物をまとめだしてからたくさんの花の名前を覚えたのでますます興味が向くようになった。
急な登りの舗装道を上り詰めて舗装がとぎれると径はガレ場の目立つ径と変わる。標高200mあまりだろうか、ここから標高394mの乾山へ向かう。

それにしても暑い。風は心地よいのだが日差しがきつい。貧弱ながらも木陰のあるところで十分に休憩をとりながら尾根づたいにゆっくり進み、ガレ場、急坂を登り切って乾山の山頂に到達。
さすが、深圳の展望はすばらしい。視界がよくないながらも感激。
お腹がすいたので持ってきたおにぎりを一つ食べて休憩。木陰がないのだが、うまい具合に雲が太陽を時々覆ってくれたし、風が心地よい。
つづく
乾山の山頂から青山、九径山方面を望む




より大きな地図で 乾山から圓頭山へ を表示

乾山 山頂へ
登山口 ここから出発
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紅羅雲がお出迎え

ハイビスカスの径を行く
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初めて見る花、鮮やかな赤・・縷紅草(るこうそう) 中国名・五角星花
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右の地肌径を行くと乾山への登山道
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左が乾山
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乾山への径、ガレ場
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ふり返ると青山
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九径山と青山
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さらに進んで
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うっすらと深圳湾大橋
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乾山頂

そして山頂
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乾山頂から見た次の目標、圓頭山
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つづく

香港の山 元朗・乾山(394m)から圓頭山(375m)へ -  深圳展望コース (3)

圓頭山へ 圓頭山と深圳遠望のはず・・・
香港元朗・乾山(394m)から圓頭山(375m)へ - 深圳展望コース  (2009.10.2)
乾山 山頂で
乾山の山頂は人もあまり来ないのか蝶の天国、空いっぱいに舞っていた。時折蜂なども。
深圳湾口岸から屯門へ行く道路がよく見えるが残念なことには視界がよければよく見えるはずの深圳の景色が楽しめない。まあ、しゃーないか。視界のいい時にまた来よう。
おにぎりを食べたり風景や花の写真を撮ったりして30分ほどゆっくりする。

乾山から圓頭山(円頭山)へ
香港の山は木々が極端に少ない。そのために圓頭山までの踏み跡がはっきりわかる。で、圓頭山までの踏み跡を確認して圓頭山をめざす。
まず乾山を少し下る。登りもガレのひどいコースだったが下りも同じ。一人なのでハプニングが起こらないように細心の注意を払って・・人に見られたらかっこうわるいスタイルでも気にせずに・・・これが一人の強み。

雨などで崩れているのだろうか、踏み跡がとぎれていたり滑りそうになるため、緊張が解けないままいくつかの嶺を越えて2時間ほど進むとようやく圓頭山が目の前に大きく広がった。
めざす圓頭山の山頂はあと少し。

つづく

乾山 山頂で

深圳遠望 深圳湾大橋がかすかに確認できます。右端は圓頭山


左からの道路は深圳湾口岸から屯門に向かう道路です


そして九径山と屯門の街並み


山頂で




乾山から圓頭山(円頭山)へ



踏み跡が崩れていて・・・


ほっとするひととき


ふり返ると乾山は遠くに


右端が乾山


深圳に近づいて深圳が少しずつはっきりしてきます。ここは大南山と小南山


圓頭山はもう少し。それにしても足場が悪い




たどってきたコースをふり返って


深圳湾大橋がさらにはっきりと


そして圓頭山へアタック


香港の山 元朗・乾山(394m)から圓頭山(375m)へ -  深圳展望コース (4)

圓頭山から深圳湾大橋
香港元朗・乾山(394m)から圓頭山(375m)へ - 深圳展望コース  (2009.10.2)
圓頭山 山頂へ
目の前におなじみの丸い山頂に向かって登っていく一筋の径。おそらくこれが最後の登り、そして本日最後の目標。けっこうな急斜面を15分ほどで登りきり、圓頭山の頂上に立った。


白花栴檀草
山頂は白花栴檀草の花盛りだった。
そして展望はやっぱりすばらしい。深圳が目の前に広がる。期待通りだ。
乾山でも深圳の展望がいいと思っていたが、やっぱり乾山からの深圳の風景とは違う。ここでは深圳湾大橋が目の前に広がる。
乾山も圓頭山もそれぞれ展望に特徴があり相互に代用はきかなそうだ。涼しい時に視界のよい日があればもう一度縦走して撮影した方がいい・・

目的を達成した喜びもつかの間、問題が・・・
下山ルートがわからない。踏み跡が2カ所から心細く出ているのだが、貧弱ですぐに消えてしまっているように見える。全く確認できない。さて・・・
もちろん乾山まで引き返す気にはなれないのでどうにかして下りていきたい。幸いなことに樹木がないので最終目標地点一帯は見えている。


圓頭山から下山 - 大変な下山径
まあとにかく道路側に続いている心細い踏み跡を選んで下山を始めた。
足場の悪い急坂を15分ほどで通過して前方を見て唖然、ブッシュ、草や灌木で覆われてトレースが全くわからない。踏み跡が全く見えない・・・
まあしかしここは短パンでは足が傷だらけになる。足場を確保して短パンの上からトレーナーパンツをはく。園山風景区へ行った時に横崗で15元で買っておいたパンツ、三洲田に引き続き大活躍。


踏み跡が見えない
そしてじっくり観察すると・・・あった、青いリボン。おそらく踏み跡を示すと思われた。今までに見たのは赤かピンクのリボンだった。青いのは初めてだがまず大丈夫だろう。
下界の道路まで全体が見渡せるので不思議と緊迫感がない。高圧電線の鉄塔も見えている。最悪あそこへ行けば、メンテナンス用の径が準備されているかも知れないと思える。とにかくあのリボンをめざして進んでみよう。

藪漕ぎでリボンに到着、あたりを見渡すと・・あった、2つめのリボン、そして3つめ・・と順調に進む。
時々リボンを見失いうろうろ探し回りながらもリボンは鉄塔の下に導いてくれた。
鉄塔から少し歩くと置き石されて歩きやすくなっていてやっとほっとした。これでおそらくどこかにつながるだろう。

終点は小さなお廟だった。傍らの樹には「ここから山頂へ」の札が打ち付けられていた。
本当にやれやれ、トレーナーパンツを脱いですっきりする。

軽鉄駅へ
これからバスか何か交通機関のあるところに行かなければならない。ここでも犬に吠えたてられるやら、道を探し損ねるやらでなかなか簡単にはいきそうにない。
とりあえず舗装された道を進む。


軽鉄が走っていた

高速道路の下をくぐり、西鉄線の線路も越えたが駅は近くになさそう。
自転車ばかりとすれ違う。バス停はあるのだろうか。答えはたぶん聞き取れないだろうけどとりあえずバス停がどこにあるか通りすがったにいちゃんに聞いてみる。
「パッシーチャン ピンド?」
「○×△・・・」
やっぱりわからないけど雰囲気はわかる。もう少し行くと大通りがあるようだ。お礼を言って進む。
前方の十字路にバスの横切るのが見えた。期待を持って行って見ると軽鉄も走っていた。最寄りの駅名は「鍾屋村」。確か以前、圓頭山の登山道を探していた時に利用したことがあったかと思う。
まあこれでやっと元朗へ、そして福田口岸へ。


深圳から見ているとよく目立つ圓頭山はメジャーな山のように思いこんでいて登山道も整備されているだろうと勝手に決め込んでいた・・・反省。
でももう少し視界がよければ大帽山ももっとはっきり見えたのに。
香港元朗 乾山から圓頭山

今回の所要時間
乾山へ
軽鉄良景駅 → 乾山登山口  10分
乾山登山口 → 乾山頂    1時間30分

乾山から圓頭山
乾山頂 → 圓頭山頂   2時間20分

下山
圓頭山頂 → 登山口   1時間
登山口  → 軽鉄鍾屋村駅 20分ぐらいか?
歩いた道は「亦園路」というようだ。電子地図で測定してみると1.3km。

アクセス
乾山登山口へは軽鉄「良景」で、圓頭山登山口へは軽鉄「鍾屋村」で下車。
MTR軽鉄 →  軽鉄路線図 


深圳湾大橋から屯門へ向かう港深西部公路



圓頭山(円頭山) 山頂

圓頭山頂の三角点


山頂は白花栴檀草の花盛り


山頂から深圳湾大橋を望む



体当たりしてきた虫・・蜂?



圓頭山から下山

三角点から心細く下る踏み跡に沿って下山


ブッシュ(草や灌木)で全く踏み跡が見えなくなった 中央下に青いリボンが見えます


唯一の頼り。幸せの青いリボン


こんな中にも華麗な・・


鉄塔を過ぎるてやっと安心できそうな・・


これで大丈夫かな・・


めでたく到着



ここから山頂へ と書かれた札



ここから登山口へ・・まずわからない


登山口からあちこちずいぶん歩いてやっと到着した軽鉄「鍾屋村」駅



帰りに深圳、購物公園のJUSCOへ行くと吉野家ができていた・・

食べる。18.5元。開店間もないのか手際がよくなかった。

乾山から圓頭山へ
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2024_05


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