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2006-05-20  カテゴリ: 深圳マンション購入内装記 2004

《創房記 - 8》3 - 1 購入・支払い  (2004.6.7)

3 - 1 購入・支払い  ( 2004.6.7 )

以前、資金がなくなり建設中のマンションが頓挫して支払ったお金がぱーになったという話のあることを知らないわけでもありませんので、ちょっと気にもなりましたが直感的に大丈夫だと確信し決心に至り、販売所に出向きました。
販売所(售楼处 shòulóuchǔ)は多くの場合マンション内にあります。身分証としてパスポートと香港IDカードを掲示し、購買申込書を作成、同時に手付け金(定金dìngjīn, 3万元程度)を支払います。残金は2回に分けて1ヶ月以内に支払うのが一般的なようです。


小切手
今回、香港ドルで、そして香港の銀行の小切手で支払うことを問い合わせるとOKでした。交換レートも非常に良かったし(香港ドル100に対して人民元106)、手数料も不要というので香港ドルで支払うことを即決し、手付け金として5万香港ドルの小切手を書きました。現金ではないので仮領収書を受け取り、後日、小切手を現金に交換後正式領収書をもらうことになります。小切手がOKになり、現金を持ち歩かなくてもいいので気が楽になりました。ほかに、クレジットカードやキャッシュカードでの支払いもOK。
私は香港ドルを基本にして支払いをしましたが、日本から送金した人もいます。

内装設計に入ると香港の銀行から中国の自分の口座に内装費用としてとりあえず20万香港ドルを送金し、中国の銀行で口座上で両替をしました。当時はレートが非常に良かったのです。ただし、1回に両替できる金額は1万米ドル(7.7万香港ドル)でしたので何回かに分けて交換しますがこの手続きにけっこう時間も面倒もかかります。この時に両替証明書をくれます。再両替の必要な時に使うのでしょうね。内装費としてはとりあえず30万元のつもりをしていますのであとのお金はケースバイケースで考えます。
私の香港の銀行口座はインターネットで簡単に両替できるので、当初人民元に換えて送金しようと思ったのですが、香港の銀行で中国への送金はUSドルか香港ドルでしかできないと言われ香港ドルで送金しました。 (2005.1.7)

マンション使用年限--中国は土地使用権を買うことになり、使用できるのは70年です。ただし2007年10月1日に物権法が施行され自動的に更新されるようになりました。
  1. 個人及びその他権利人の物権は国家・集団の財産と同様に法的保護を受ける。
  2. 住宅建設用地使用権(70年)は期限満了後自動的に更新される。
  3. 物権を抵当に入れることができ、建築物とその他土地附着物、建設用地使用権、入札・競売・公開協議などの方式で取得した荒地等の土地請負経営権、生産設備、原材料、半成品、製品、建造中の建築物・船舶・航空器、交通輸送器具が含まれる。
  4. 中国で初めて「日照権」の概念を導入し、近隣の建築物の通気・採光・日照を妨げてはならない。
  5. 国は不動産登記に統一的登記制度を実行する。
  6. 初めて集団住宅(マンションなど)に住民大会、住民委員会(管理組合)の規定を導入。

SMBCコンサルティングより
ほかには 経済トピックス  中国情報局

今回買った物件の登記内容は使用年限として1996年10月19日から2066年10月18日となってましたので、開発会社は権利を手に入れてから10年ぐらい放置しておいたのでしょうか。




購入時のマンションの建設状態(2004.6.9.撮影)



売買確認書

概要。香港ドルでの金額と客の希望により香港ドルで支払うことが記され、全体の60%の費用を10日以内に支払うように書かれています。

気が付かなかったのですがよく見ると国籍が中国になってます。香港のIDカードのせいでしょうが一瞬あせりました。



支払い案内書
これよると貨幣を選択できるようになっていまして、人民元、香港ドル、US$となっています。あと銀行のキャッシュカード、小切手など利用可能になっています。

タグ: 創房記購入
2006-05-20 コメント(0)

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