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便追(ビンズイ)

便追(びんずい) 树鹨樹鷚 - 筆架山公園で(2013.1.18)

筆架山公園、日暮れ近い草の上。よく見ると何かが動いていました。草の影の小さな体なのでなかなか気づきませんでした。またまた冬鳥の便追。
見ると1羽ではなくたくさんで食事なのでしょうかね、あちこち動き回って草むらをつついていました。まあ、普段なら人を敏感に察知して逃げるのですが、子供と食事中は警戒がかなり薄いですね。ふつうなら逃げる距離でもひたすら食事を探し求めるものもいました。

便追(びんずい)
树鹨樹鷚 (shù liù)

学 名Anthus hodgsoni
目 科スズメ目セキレイ科
全 長15cm
渡 り春過秋過冬鳥
観察期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

雌雄同色
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)








白腹(しろはら)

白腹(しろはら)白腹鸫白腹鶇
冠烏秋(かんむりおうちゅう)发冠卷尾髮冠卷尾 - 筆架山公園で(2013.1.18)

冬は花の数が少ないのですが、野鳥は冬に渡ってくる冬鳥が大量に増えますのでこのブログも鳥の話題が多くなります。
今年は続々と初見の野鳥と会います。このときの筆架山でも2種の初見の鳥がいました。

白腹(しろはら)
日本ではふつうにいる鳥のようですがこちらではふつうよりも少なそうです。
遠くに後ろ姿が見えた時は唐赤腹(からあかはら)とかありふれた鳥かな、と思っていたのですが写真を撮って確認してみるとちょっと違う。日本のサイトでの写真と少し違うようですがこちらのサイトでの写真はよくあっています。
タイの鳥なんかもよく見るのですがこちらにいる同種の鳥とはけっこう雰囲気が違います。地方性があるのでしょうかね。



ちょっとぼけてますが・・
冠烏秋(かんむりおうちゅう)
火焔木のてっぺんに黒っぽい鳥が小さく見えました。写真に収めて帰って拡大してみると・・
尾の先が高松塚古墳の壁画の飛鳥美人がはいているスカートのようになってました。烏秋(おうちゅう)かなと一瞬思いましたが色合いが少し違う・・
ほかの写真も参考にして冠烏秋(かんむりおうちゅう)としました。



白腹 (しろはら)
白腹鸫白腹鶇 (bái fù dōng)

学 名Turdus pallidus
目 科スズメ目ヒタキ科
全 長23cm
渡 り冬鳥
観察期1 2 34 5 6 7 8 9 10 1112
雌雄異色
冠烏秋 (かんむりおうちゅう)
发冠卷尾髮冠卷尾 (fà guān juǎn wěi)

学 名Dicrurus hottentottus
目 科スズメ目オウチュウ科
全 長32cm
渡 り春過秋過冬鳥留鳥
観察期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12


●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)


冠烏秋 (かんむりおうちゅう)

ほかに

ひょっこり飛び出してきた四十雀

火焔木の落ちた花に非繁殖羽(冬羽)の
赤頭鷺(あかがしらさぎ)

これまた冬鳥の名物、
黒歌鳥(くろうたどり)

裏山と紅嶺中学

裏山登山道整備

裏山周遊コース
裏山の周遊コースと言うのを自分なりに設定して裏山を歩いています。
上の写真の中学校の左側に簡略された登山口がありましてそこからまず後ろ、左側の山の山頂に向かいます。山頂から右斜面を下り切ったところでさらに右の山の山頂(最高点)に登ります。最高点からはさらに右に進むと紅嶺中学の右側に出てきましてこれで裏山周回を達成です。
休憩なしだと2時間たらずのコースですが、まあ写真をしつこく撮りながら進みますので時間もそれなりに消費します。

以前は全く整備されていませんでしたので自然の山肌を登り下りするわけでけっこうスリリングでしたので右側のコースだけを使って登っていたのですが、ちょっと前から右側のコースが整備されて石段となってしまって面白みがなくなったかな、と思ってまだ整備されていない左のコースから右のコースへ抜ける周遊コースを決めたのです。

登山道整備
で、裏山のいつもの周遊コースをえんやらやと登っていくと・・なぬ・・途中から石段に変わってる・・・あらまーーここも整備されるのか。
かなりショックでした。なるべく自然の道をと思っていろいろコースを決めてきたのに思いも寄らぬ早さで整備が進んできました。かなり残念。まあ、市民の散歩と鍛錬コースとしては安全な石段の方がいいでしょうけどね。

だんだん私にとっての面白みが少なくなってくるのかな・・新しいところを開発せねば。
ただ石段になってよじ登る必要がなくなったからか以前の30分地点へ行くのに20分しかかかりませんでした。

新しい公園口の整備?
次の日、石段がどこに続くか確認に・・
あの北環大道のバス停横の石段に続くと思われていってみると石段は封鎖され、その前で大々的に整備工事をやっていました。かなりの範囲で整備をやっていて公園の玄関口を造るような勢いでした。
楽しみと言えば楽しみ。あとはなるべく登山道の整備範囲を少なくしてくれることを祈るのみ・・
突然石段と遭遇


心細かったルートが石段に・・・



無名の山頂から 眺めはまだ冬。


でもすでに車輪梅の花が。地面にへばりつくように咲いていました。


聖人大座の山頂に小さな花をいっぱい咲かせた木が突然に出現。名前を調べましたが・・分かりません。
山鶏椒(あおもじ)のようなのですが葉の雰囲気が違うような・・ どなたか心当たりがあれば教えていただけるとありがたい


花です



学校は今学期の終業
下山してくると紅嶺中学(高級中学部=高校)前には大変な車の洪水。

紅嶺中国ではこの日が学期末のようでした。
深圳に住んでいても学校の寮で生活する生徒も多いようで学校前には家族の向かえの車で大混雑。

大きな荷物を持って車に乗り込んでいました。

タグ: 聖人大座
2013-01-23 コメント(4)
長元坊(ちょうげんぼう)

長元坊(ちょうげんぼう)红隼紅隼 聖人大座(2013.1.22) + 深圳湾公園(2012.12.8)


ピンぼけ長元坊
裏山、無名の山頂で目の前の聖人大座を見ていると高圧鉄塔にひらひらと舞い降りた鳥。中休みなんでしょうかね。
写真を撮して画像を確認している間に飛び立ってしまいました。大あわてで飛ぶ姿を写しましたがピンぼけ。飛んでいる時の色合いがとてもすてきでした。

ま、とにかく初見の鳥、帰って調べてみると長元坊(ちょうげんぼう)と知れました。
日本での観察難易度は★二つ。

長元坊 (ちょうげんぼう)
红隼紅隼 (hóng sǔn)

学 名Falco tinnunculus
目 科タカ目ハヤブサ科
全 長30-35cm
渡 り秋過冬鳥
観察期1 2 3 45 6 7 8 9 10 11 12
雌雄異色
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)





照実犬酸漿 (テリミノイヌホオズキ)
(192)

照実犬酸漿 (てりみのいぬほおずき) 光果龙葵光果龍葵 - 北環大道輔道で(2013.1.23)

マンションの付近を散歩していると輔道の街路樹に混じって小さな照実犬酸漿(てりみのいぬほおずき)が咲いているのを見つけてにっこりしてしまいました。植えられたんではないでしょうけど、さすがに亜熱帯地方、植物は豊富ですね。

北米原産、日本では本州以南に生息し7-10月に花を咲かせるようですがこちらでは通年花が咲きます。

照実犬酸漿 (てりみのいぬほおずき)
光果龙葵光果龍葵 (guāng guǒ lóng kuí)

学 名Solanum americanum
科属名ナス科ナス属
花 期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
小さな花です。全草に毒
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)







そして同じ道端に





白腹頬白(しろはらほおじろ)

白腹頬白(しろはらほおじろ) 白眉鹀白眉鵐 - 聖人大座で(2013.1.22)

裏山で枝の影に便追(びんずい)のように見えた鳥、写真を撮って見るとビンズイではなさそうなので撮影しにくい場所ながら撮影。帰って拡大してよく観察してみると白腹頬白でした。
観察難易度は二つめでしたが日本では数少ない旅鳥として主に日本海川で見られるようです。「Yachoo! オンライン野鳥図鑑」によると難易度6。

顔の白い筋で表情から受ける感じが能面みたいに見る角度でかなり変わります。

白腹頬白 (しろはらほおじろ)
白眉鹀白眉鵐 (bái méi wū)

学 名Emberiza tristrami
目 科スズメ目ホオジロ科
全 長15cm
渡 り冬鳥
観察期1 2 34 5 6 7 8 9 1011 12
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)


京劇役者みたいですね。


何か考えるような目に感じます。


できたての梅林
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ガラス工場跡に梅林 - 安托九路(2013.1.23)

私の部屋から見える北環大道の北側には入居当時、小さなガラス工場がありました。当時、市の方針なのか、工場関係は全部旧特区外へひっこしをしていましてガラス工場もいつの間にか撤去されていました。
その後、放置されていたのですが去年初めに梅の木が植えられてそこそこの規模の梅林になりました。人はほとんどきませんが少しずつ整備されていますので写真を撮りに行きました。

バス停の向こうが梅林です。







春節用の提灯が飾られた北環大道、その向こうにはお隣さん


2013-01-27 コメント(2)
火焔葛(かえんかずら)
(194)

火焔葛(かえんかずら) 炮杖花 - 求水山で(2013.1.31)

ブラジル、パラグアイ原産。この花を初めて見たのもここ、求水山。当時はほとんどシーズン終わりかけでかろうじて花が残っていた程度でしたが今回は旬、満開の火焔葛を見ることができました。
筆架山公園では見事な「火焔葛棚」があります。

火焔葛(かえんかずら)
炮杖花 (pào zhàng huā)

学 名Pyrostegia venusta
科属名ノウゼンカズラ科ピロステギア属
花 期1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
●和名漢字(よみ) ★中国名简体字・繁體字 (ピンイン)





ここでもマンション建設の勢いはとぎれません。

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