SSブログ

穀象虫(こくぞうむし)の退治

そろそろこの季節になりますね。米につく虫、穀象虫(こくぞうむし)。

深圳に住み始めた頃、米びつ(計量米びつでした)に何か数ミリ程度の虫が動いてみるのを見つけてちょっとあわてました。もしかして残っている米を全部捨てないとダメ??
そんなもったいないこと・・で、ネットでいろいろさぐりました。そして虫を虫めがねで観察、ちょうどつのを持ったオスのカブトムシを数ミリに小さくしたような形をしていました。ネットの写真から穀象虫と判断。

駆除方法は・・
冷凍庫へ入れると一晩で死に絶えるとの記事を見つけました。
で、まずは残っている米を全部冷凍庫へ。数日後、見てみると確かに全て死んでおりました。米を研ぐとうまい具合に穀象虫の死骸と中身を食べられた米粒が水に浮いてきますのでこれを流してしまうとあとは健康な米粒だけが残るのでめでたしめでたしです。
ちなみに穀象虫に毒性はないとのことで食べてしまっても全く問題ないとのこと。

予防
唐辛子を網ネットなどに入れて米びつに入れておくと予防になるそうです。
この唐辛子エキスを抽出して製品にしたものもあります。深圳の時、穀象虫を書いた私の記事を見てある人がプレゼントしてくださいました。右の写真。米唐番。

使っていた計量米びつを調べてみると蓋の一部に小さなすき間ができるのを発見。ここをふさいで米唐番も投入。


以後、私はこの季節になると米を全て冷凍室に入れます。冷蔵室でもいいらしいのですが私は冷凍食品をほとんど買わないので冷凍庫のスペースがたくさん余っているのでこちらに。


当然、徹底した管理と予防をして精米をするようなので製品では問題ないとのことですが管理状態の悪いものは・・・
一度10kgの米を買ってきて封を開けたまま放置しておいた時に穀象虫が大量に発生したことがありますがよく考えてみたら孵化期間である20日には全くなっていませんでしたのでもしかしたら店屋ですでに・・・
このころは10kg 40元程度の安い米でしたが・・・


穀象虫の生態は・・
気温が25度を超えるようになると自然みたいに発生、米の粒の中に卵を産み付けて20日ほどすれば孵化して米を食いながら成長。放っておくと米粒を全部食べきってしまうようなこともあるとか。
(写真は気持ち悪いかも知れないので小さく解像度を悪くしています)

 

2015年05月22日 ◄ 2015年05月23日 ► 2015年05月25日

2015_05


Produced by Sceneway   copyright [コピーライト] "日本中国夢時間 香港から深圳そして中山へ" all rights reserved