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カテゴリ <深圳初内装日記 2004-2005> ( 130件  古い記事順 )
2006.10.20 
《中国深圳初内装日記》(30) 引き渡し案内状 (2005.1.4)
2006.10.21 
《中国深圳初内装日記》(31) マンション引き渡し (2005.1.5)
2006.10.27 
《中国深圳初内装日記》(32) 内装工事申請 (2005.1.6)
2006.10.28 
《中国深圳初内装日記》(33) ついに起工 (2005.1.9)
2006.11.03 
《中国深圳初内装日記》(34) 内装工事第2日 給湯器を買う (2005.1.10)
2006.11.04 
《中国深圳初内装日記》(35)-1 内装工事第3日 水電費用予算 (2005.1.11) その1
2006.11.05 
《中国深圳初内装日記》(35)-2 内装工事第3日 水電費用予算 (2005.1.11) その2
2006.11.06 
Photos 香蜜山
2006.11.10 
《中国深圳初内装日記》(36) 内装工事第4日 木材買いだし (2005.1.12)
2006.11.11 
《中国深圳初内装日記》(37) 内装工事第5日 システムキッチン設計 (2005.1.13)
2006.11.17 
《中国深圳初内装日記》(38) 内装工事第7日 壁の再構築と木工開始(2005.1.15)
2006.11.18 
《中国深圳初内装日記》(39) 内装工事第8日 システムキッチン設計変更で苦労 (2005.1.16)
2006.11.24 
《中国深圳初内装日記》(40) 内装工事第10日 工商銀行カード作成、バスタブ探し (2005.1.18)
2006.11.25 
《中国深圳初内装日記》(41) 内装工事第12日 あんま湯船 (2005.1.20)
2006.12.01 
《中国深圳初内装日記》(42) 内装工事第15日 外壁に穴開け (2005.1.23)
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【30】  2005年1月4日曇  引き渡し案内状

郵便局から郵便物の案内が来ていたが何が来ているのか心当たりが全くない。
とりあえず郵便局へ取りに行く。ネットで調べて70Xのバスが指定の郵便局へ行くことが分かり、バスで行く。少しわかりにくい場所だったので、バスで行ったのがよかった。

スピードポストで来ているが、薄っぺらいもの。どうして配達してくれないかと思った。領収のサインを求められたことからすると書留みたいなものだろうか。
封を開けると香蜜山からの案内。一つはマンション引き渡し(入伙)の案内、1月5日の9:00に来てほしいとのこと。同時に権利書(房产证)の案内。準備 するものがいろいろあるがよく分からない。案内状を読み直して結局、権利書の件は後日ということのようだ。とにかく明日行ってみよう。
マンション引き渡し案内 (入伙通知書)


権利書代理申請案内 (辨理房産証通知)



香港では大きな郵便物とか書留などの場合、配達時に受取人がいないと配達の案内状が置かれて配達物は郵便局に持って帰ります。
書面には管理郵便局の名前と住所が書いてあるので1ヶ月ぐらいの間に取りに行かなければなりません。
ただほんとうに配達に来たのかどうか疑問な時が多いのですが..始めから案内状しか持ってこなかったような...でもこれが正式なのでしょうか..わからなくなってきた。
いずれにしてもいつも取りに行ってます。

香港も中国も太陰暦の正月、春節を祝いますので1月1日は普通の休日と同じです。
私は日本人同士で正月を泊まり込みですごしていました。
で、この案内状は1月2日に入っていたようですがちょっと取りに行くのが遅くなりました。
それにして1月5日の引き渡しまでには3日しかないぎりぎりの案内です。もう少し早く知らせてくれても良さそうなのですが。
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2006-10-20 コメント(0)

【31】  2005年1月5日曇  マンション引き渡し (入伙)

朝、案内状をもう一度読み直し、工商銀行の口座が必要なことが書いてあるので、電話して聞いてみる。会場でも申請が出来るらしい。今は持っていなくても大丈夫とのこと。とりあえず家を出る。すぐ名雕装飾公司の設計士から電話、今日の引き渡しのことを聞いている。これから行くと答える。

手続きは会館の1階だった。大勢の人がいると予想していたが誰もいなかった。午前中にほとんど手続きをしたのだろうか。
案内状と違いきわめて簡単。案内状を見せてIDカードとパスポートを見せる。あと入居する家族状況の提出。写真がなかったが、あとでいいとのこと。ほんとに気楽、リラックスモード。

いろいろサインをして保証書など書類をもらう。費用はガスと有線TVの手続きと3ヶ月分の管理費で合計2,720元を支払う。
最後に現物を見て鍵をもらう。内装するときはこの鍵を使って、入居してからはこの鍵を使う、というようなことを言っている。よく分からない。

あと、名雕へ行って内装の打ち合わせ。この前偶然に会ったアリスから電話がある。いつの間にか6時近くになっていた。彼女は仕事が終わったらしい。名雕に来てくれて通訳してくれた。さすがによく分かる。
開工日を9日とした。この日は暦の上からいいらしい。

明日、名雕工程部の人と内装工事申請に香蜜山へ行くことになった。10時に名雕で待ち合わせることになった。

10,800歩
恭賀一期業主喜遷新居 (業主:マンション購入者、オーナー)




マンション購入を決断、2004年6月8日に手付け金を入れてからほぼ7ヶ月、ついに引き渡し、だんだんマンションが目に見える形に近づいてきました。ちょっとわくわくする時ですが、何せ高価な買い物、大緊張でした。手続きは細かく考えて準備に怠りがないかどうか確認、この時の問い合わせ電話も初めての挑戦です。会えばつたない中国語でも何とかなりそうな気がしてたので電話をする度胸がなかったのですが...追いつめられればなんとかするものですね。

で、行ってみると細かいことは一切無し、ブラーっと行っても手続きできるようになってました。ただ「引き渡し案内書」と身分証だけが必要な感じで気が抜けました。

入居者の写真も提出しなければならなかったのですがやっぱり忘れてました。すると、あとでいいからとのこと。で、2年近く経った今もまだ提出していません。

マンション引き渡しのことを中国語では「入伙」と言いますが中日辞典で調べてみると
 《 1.(秘密結社などの)仲間に入る 2. 共同食堂・共同炊事に加わる 》
とわけのわからない訳があります。一般の中国人も縁がなければこの言葉はちょっとわからないよ、と言ってましたので、業界用語のようです。

あと、工商銀行の口座開設手続きもあっさり終わりました。香港IDカードでの身分証明。担当者はパスポートよりも香港IDカードの方がいいと言ってました。招商銀行の時はパスポートでしか受けつけてくれなかったのに..方針が担当者によって違うのか銀行によって違うのか...

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2006-10-21 コメント(0)

【32】  2005年1月6日晴  内装工事申請

今日の中国はいつになく空気が悪い。少し先のビルもかすんでいる。スモッグなのだろうか。ちょっとおかしい。

10時5分ほど前に名雕につく。もっと早くつくと思っていたのが意外に時間がかかる。羅湖から車公廟まで10kmそこそこだと思うのに地下鉄で25分かかった。試運転期間だからだろうか。

名雕へ行き小魏と工程部の2人と共にタクシーで香蜜山へ装修申請。今日もたくさん費用がかかる。

10,300歩
マンションの内装工事をするためには内装申請をしなければならないとのこと。知りませんでした。
内装には大量の廃棄物、ゴミが出るので、その処理のために700元、これは当方負担。ほかに内装保証金(これは内装終了後返ってきます、内装設計会社負担)など。ほかに内装工事をする人全員のIDカード申請。

マンションは12棟で構成されていますが全体を塀で囲み出入り口にはガードマンが人をチェックしていますので、彼らのIDカードを2枚ずつ作り、マンションに入る時にゲートで1枚を預けて帰る時に受けとって帰ります。これで管理所は残っている作業工をチェックするようです。
出入り口では荷物の出入りもチェック。


深圳の冬は何が原因なのか、もんもんとして景色がかすんでいます。これは春節も同じで排気ガスでもないような気がするのですが、霧とかにはとても思えないし。ある中国人は「潮湿」と紙に書いてくれました。湿気でかすんでいると言うことなのでしょうか。確かにそういうことかなと思う日もあるのですが、ちょっと信じる気になりません。

写真を撮ると、全体が黄色っぽく映ります。さらに注意して見てみると木々の葉っぱの上部が黄色いほこりみたいなものでで覆われて汚くなっている時があります。ん、黄砂?わかりません。

今、激しく住宅建設やビルの建設、他に道路工事なども盛んです。近くにセメントの原料を掘り出している所もあり見ていると土ほこりなど舞い上がっています。これなども関係は..

ずっと気になっています。スモッグの要素もなくはないと思いますが、春節の車の少ない時でも全く変わらないことを思うと、それだけではないような気がしてしょうがないのです。
ほんとになんなのでしょう。

こんな日もあります

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2006-10-27 コメント(0)

【33】  2005年1月9日(日)曇時々晴  ついに起工

******* 内装日記 第1日 起工 *******

今日は起工、中国語で「開工」。暦の上からもいいと名雕装飾公司に言われて決定した。
約束の九時半よりかなり早く名雕に到着。名雕の近くの東海坊のカフェショップでミルクティーを飲んでから名雕へ。設計士と軽く打ち合わせをしてから香蜜山マンションへ。
水電工と壁を打ち抜く作業工がいる。コンセントの位置、壁をなくす部分などの打ち合わせをする。壁は午後から作業にかかるということで、設計士は会社に戻 り、僕は外食に出る。香港で合い鍵を40元で作ったが、設計士は高いとびっくりしていた。深圳では一番高いのが8元だという。
普通の鍵なら香港でも7元程度で作っていたので40は僕本人もびっくりしたけど...

財富広場のあの高いレストランでサンドイッチを食べたあと、地下鉄に乗って写真屋へ行こうと試みたが見事失敗。2時半、香蜜山に戻る。トイレの壁は残っていたが、リビングの壁は見事に打ち抜かれていた。彼らはいなかったが程なく帰ってきて作業続行。振り上げたハンマーを壁に思い切り打ち付けて壁を砕く。よくあれだけの力を持続できるものだと感心する。結局1人でリビングとトイレの壁を打ち砕いた。ブロックのゴミはセメント袋のような袋に入れられていく。半分ちょっと袋詰めにされたところで6時をすぎた。今日はこれにて帰る。
411のミニバス。
13,000歩
とうとう起工となりました。やっぱりうれしいですね。いろいろありながらも運良く一人でここまでこぎつけることができました。実質で工事にあと3ヶ月ほどかかかります。最後まで一人で頑張ってみることを改めて決意。

内装工事は春節の1ヶ月の休みがあったので結局5月末までかかりました。この間1000枚以上の工事写真を撮りましたので抜粋した写真と共につづっていきたいと思います。


この日は起工してすぐに壁を取り壊し。構造材としての壁の部分はマンション側から提出されていて、この部分は壊せませんが、それ以外のところはほとんど壊したような感じです。とにかくもとの壁は25cmの厚さがあって部屋を狭くするのです。

作業工が無茶をしないか、管理所から時々見回ってきます。


まず設計士と(左)項目経理(右、現場監督)がかるく打ち合わせ
11:20

打ち抜く壁をチェック

見事に打ち抜かれたリビングの壁



コンセントも仮配線されている線材も共に新しいものに取り替えます。線材、コンセントを準備するのは自分です。







壁の残骸を袋に詰めて地下1階の指定場所に運びます。それから先はマンション側の仕事。
18:00

開始早々2重窓の外側のガラスにひびが..でもきれい

インターフォンも壊れて..前途多難?


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2006-10-28 コメント(0)

【34】  2005年1月10日晴  内装工事第2日 給湯器を買う

******* 内装日記 第2日 給湯器を買う *******

昼頃に香蜜山に着く。設計士も来ていた。
水電工が給湯器とあんま湯船をすぐに決める必要があるという。ガス管は台所のベランダだけにあり、それぞれの部屋には温水用と冷水用の配管だけがある。安全のため、セントラル給湯とするしかないようだ。
設計士が会社に帰ったあと、僕は上沙の百安居へ給湯器を探しに行く。リンナイ、パロマ、松下、ノーリツの日本メーカーを比べて安いのを選んだ。ノーリツの16L、2,980元。元の値段は4200元という。20Lのものは2倍の値段がしている。
楽安居も行って見てみるがあんま湯船はいいのがない。
6時過ぎ、香蜜山に戻ると水電工が残っていた。少し打ち合わせをして帰る。
途中華強北の順電へ行って見学してみるが湯船が見あたらない。
コンセントの検討用として少し買う。
9時半、香港に。香港のコンセントも検討用に買った。でもまだ先の話。

22,000歩
設計では部屋が2つ。主人部屋と多効能部屋。主人部屋はベッド部と書斎部がありその間に主人部屋専用のバス・トイレ室を配置しています。
そしてもう一つのバス・トイレ室が多効能部屋の隣にあります。

たぶん安全のため、ガス管をひけるのは台所周辺に限られているようです。
で、温水が必要なバス・トイレ室2室には台所に設置するガス給湯器から埋め込み配管で温水を送ることになります。
温度設定のできるデジタル・ガス給湯器を設置し、それぞれのバス・トイレ室にリモコンを置いて制御するようにしました。
(写真はバス・トイレ室のリモコン)

これは香港に住んでいた時のシステムで気に入ってたので..
ただ、このシステムを設計会社も工事人も知らなかったのでこちらで配管とかをどうするか調べて指示しなければなりませんでした。
ただ..台所への配管を忘れてました..で台所のベランダ部分にはむき出しの配管ができてしまいました。

あんま湯船の場合は電気を使用するので、蛇口とコンセントの位置を確定するために、機種を決めろということのようです。
あんま湯船は買うと、店からバス・トイレ室に設置可能かどうかを測定確認に来ます。

百安居








給湯器用に温水、冷水用の配管が台所から各バス・トイレ室にあらかじめ施工され、配管ルートも表示されています。




入り口ドアの保護シートが貼られました


台所の入り口。ここも広げます


コンセント用の配管埋め込み準備





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2006-11-03 コメント(0)

【35】 - 1  2005年1月11日  内装工事第3日 水電費用予算

******* 内装日記 第3日 水電費用予算 *******

1月7日に香港から深圳の招商銀行に振り込んでおいた20万香港ドル、深圳へ行く前にインターネットで招商銀行の口座を確認する。入っている。
香港の銀行で振り込む時に人民元に両替してから招商銀行に振り込むつもりだったが、銀行側から香港ドルかUSドルでしか振り込めないと言われ香港ドルで振り込んだもの。

名雕装飾公司へ。設計士に、湯船を決定するように水電工から言われているがどこのメーカーがいいか尋ねる。彼女は今はまだ早急に決めなければならない事柄はない、ゆっくりすればいいという。工程の日程表を提出してもらうよう依頼。

近くの招商銀行で、送金を確認するがATMでは反応してくれない。ATMの使い方が分かっていないだけかな・・・入っているはずなので窓口で手続きすることにした。番号札を取って順番を待ち窓口へ。

かなりややこしい。両替出来るのは1日(1回?)につき77,000香港ドルまでらしい。USで1万ドルと言うことだろうか。従って77,000HKDを 両替することにした。100万円ちょっと。レートは1香港ドル=1.0599人民元とイミグレの近くで交換するよりいいレートで、手数料は取られていない ようだ。このレートだとHSBCで交換するよりもいい。結果的に香港ドルで送って良かった。


パスポートを提出、いくつものサインをする。責任者らしい人もやってきて彼女の許可を受けながら手続きしているように見える。彼女のカードを何度もPCに認識させている。結構たいそうな作業のようだ。RMBの流出を防ぐための対策だろうか。

最終的にもらった受け取りはHKDの引き出し票とRMBの預け入れ票、両替メモ、それに両替証明書の4枚。香港とは違い、結構面倒な反面、レートがいい。両替証明書があると言うことは再両替(人民元から香港ドルへ)可能ということだろうか。

両替をすませたあと香蜜山へ。名雕の責任者も来ていて、水電関係の見積もりを監督していた模様。見積もりは13,000元となっていた。各項目を確認してサインをする。

インターフォンが壊れているのと、ガラス窓が割れているので管理所へ行く。名雕の現場責任者も赤煉瓦の使用許可のため、行くというので一緒に。
管理所では状況を確認するために見に行くとのこと、再びXX棟に戻る。ここで問題が発生した模様。言葉に訛りが感じられ、僕には話が聞き取れないが、どうやら、壊してはならない壁を削ったようだ。
僕も中の鉄筋が見えているところがあるので気にしていたが、たぶんそれが問題なのだろうと思う。管理所サイドも助っ人が2人やってきて、名雕側とちょっ とした論争になる。管理所サイドの責任者が先に帰ったあと、名雕側の現場責任者も理由をつけて僕と一緒に財富広場にある名雕の事務所に戻る。

設計士の話によると赤煉瓦は重量がオーバーするため使用してはならないとのこと。そのため軽量のコンクリートを使用すると、厚さが大きくなるらしい。とにかく壁の材料を決定するため、明日、一緒に材料を見に行くことになった。

13,000歩
(写真と注釈は明日に続きます。)

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2006-11-04 コメント(0)

【35】 - 2  2005年1月11日  内装工事第3日 水電費用予算

******* 内装日記 第3日 水電費用予算 その2 写真、注釈編*******

水電関係の見積もりというのは、外面、埋め込み両方の配管(電線用配管や水管)と仮配線の電線を新しいものに取り替える費用です。これはメートルあたりの単価が名雕から提示されていますのでだいたいの長さを測定して見積もりが出ます。
線材用配管単価は契約書に書かれていてたとえば (1メートルあたり)

  • 強電線路改造(交流電線部)
    埋め込み部 45元、 露出部 35元

  • 音響線(リアスピーカー線など)、インターネットケーブル、電話線、TVアンテナ線
    埋め込み部 35元、 露出部 25元

  • 配水管
    アルミ・樹脂複合管 80元
    樹脂管 100元
    銅管  120元

  • 排泥管
    4cm管 200元
    2cm管 120元

  • 換線
    仮電線を取り替える手数料 15元/m

当然ながら始めは契約書のこの項を見ても何のことかさっぱり分かりません。工事が始まって実際目にしてからやっと気づくのです。
情報交換している人のところの単価などを聞くと、項目により高い安いはありますが似たようなものでした。


この頃はまだ人民元切り上げ前。1.0599と今の1.012程度と比べて非常にいいレート、いい時代でした。銀行での両替は初めてでしたが言葉がけっこう分かったのでほっとしました。
ただめんどくさいのと時間がかかること。番号シートをとって順番を待つのが結構長い上に手続きも長い。覚悟を決めて行かないと...



運び込まれた機材 - 電動のこぎり、コンプレッサー

水電工。この男性、ブレザーが作業服のようでいつもこの格好で作業を








予定表も張り出されました



外では造園中




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2006-11-05 コメント(0)

Photos 香蜜山























大雨







動画



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2006-11-06 コメント(0)

【36】  2005年1月12日  内装工事第4日 木材買いだし

******* 内装日記 第4日 木材買い出し *******

10時に車公廟駅へ。
設計士と一緒に南山の木材材料店へ。あの現場責任者がバス停で待っていた。黒檀というのが意外に綺麗ではないので変更する。設計士は電話が入り急いで会社に帰っていった。
現場責任者と僕は香蜜山へ。若干の打ち合わせをした後、財富広場で一緒に韓国料理を食べる。彼はマンションと自動車を買ったと言う。

百安居へ。電話線、TVアンテナ線、スピーカー線、ADSL線を買う。他に熱水器のリモート線の追加を頼みに行く。なんか話がややこしかったが結局小魏がリモコンを共用のトイレに抱け設置すりゃイデアのためと解る。2つのトイレにリモコンを設置することを要求する。
設計図にしたがって壁を壊して新たに壁を作ります。そして備え付け家具の作成となりますが、これに使用する木材を選びに行きます。設計では黒檀を多く使用していたのですが、見た感じ、趣味が合わないので別のものを選びました。
あとで分かったことなのですが最終的に塗装工程があり、これで見栄えを調整できます。大工さんはそれらしいことを言っていたのですが、そんなことはしない、と言う情報もあって半信半疑だったのです。

ホームセンターの百安居へ行き、電気工が見積もった長さにしたがって電話線、TVアンテナ線、ADSL用ケーブルを25m~50m買いに行きました。


コンセント用埋め込み配管準備




現場責任者のチェック


壁用の軽量セメントブロック








装飾会社からの工程表をまとめると

① 起工日確定

② セメント工、壁破壊、壁作り

③ 主材料の配送

④ 電気工、水工による施工

⑤ 木工による施工

⑥ セメント工、電気工共同施工

⑦ 塗装

⑧ 小物施工

で②の一部が終わり、③の準備をしたということになります。



彼、現場責任者と話していると日本のバブル絶頂期の不動産屋さんの給料を連想してしまいます。
現場責任者の彼がいつか言っていた給料は2万元でした。実際に内装工事をしている作業員はおそらく2000元もないと思います。設計士ですら3000元程度ですから。それと比較するとこの給料にはたいへん驚きました。車もマンションも買えるわけです。
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2006-11-10 コメント(0)

【37】  2005年1月13日  内装工事第5日 システムキッチン設計

******* 内装日記 第5日 システムキッチン設計 *******


今日は多くはなかったが久しぶりの雨。深圳の空気の悪さが続いていたので、昨日「雨が降って洗わないとだめかなあ」と思っていたところ。木々の葉の上は土色になっているのでスモッグではなく、黄砂みたいなものかなと思うのだが真相はどうなのだろう。

装飾公司の設計士と香蜜山(マンション)で2時に待ち合わせ。彼女は西門で守衛に止められて入ってこれない様子だった。僕はすでに守衛に顔を覚えられたようだ。このごろは止められることはない。

設計士と共にシステムキッチンの設計のため楽安居、戈蘭迪へ。一応のアイデアが出来ていたが冷蔵庫の問題でもう一度、小魏はシステムキッチンの設計者と共に練り直しを始めた。僕は米箱と消毒槽の装備を要求する。長時間の末やっと決定。僕は少し疲れているようだ。思考能力が減退している。持ち帰って見てみるとちょっと配置変更のアイデアが出た。明日設計士と相談してみよう。
8,500歩
装飾公司はシステムキッチン設計をしません。システムキッチンの会社を選んで設計を依頼します。
装飾公司の設計士は設計するだけでなく、顧客と共に材料などを一緒に見に行っていろいろアドバイスをしてくれます。
12月26日に設計士と共にいろいろなシステムキッチン会社を見て回りました。その後、システムキッチン会社を選んでおいたので、この日、設計士と共に設計を試してみることになったのです。

システムキッチンの場合、まず、内装無しの部屋の寸法に基づき仮設計を行い、キッチンにタイルが貼られたあとの最終状態でもう一度寸法を確認して最終設計、そして設置となりますので、今回は仮設計段階、まだまだ時間があります。


材料が着々と運び込まれてきます。





コンセントの準備




昨日見に行った木材が運び込まれました


設計士(女性)と現場作業者との打ち合わせ




仮設計されたシステムキッチン。その場で設計、そしてプリントアウトしてくれました


さらに見積もりも


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2006-11-11 コメント(0)

【38】  2005年1月15日  内装工事第7日 壁の再構築と木工開始

******* 内装日記 第7日 *******

香蜜山マンションへ行って工商銀行の通帳をもらう。
マンションの管理費、ガス代などの自動振り込み用にマンションから指定、要求されていた工商銀行口座。申請したままで忘れていた。受け取りも銀行に行かなくてもマンションですませられるとはサービスのよいことで..
ところがカードがない。カードは銀行へ行け、とのこと。銀行は竹子林の東方銀座の近くにあるらしい。
通帳には「一本通」と書かれている。カードの一卡通と同じだろうとの勘がついた。つまりこれで総合口座的な要素を持つと言うことだろう。たぶん外貨もOK。
でもこの口座は自動振り込み用だけに使うつもりなので...

内装工事の写真を撮る。昨日来なかったが1日だだけで大きな違いだった。もうトイレとリビングの壁が再構築されていた。天井には材木で天井の骨組みが出来ていた。

工商銀行に行ってみるとすでにクローズ。今日は土曜日、土曜日は4時までらしい。日曜日もクローズ、不便だ。日曜日も普通に開いている銀行がほとんどなのに。

15,000歩
「銀座」というネーミングをよく見かけるので中国にもこういう言い方があるのかと思っていたところ、地下鉄「車公廟」駅付近にある「銀座国際」、アルファベットで書かれていました。


銀座国際
GINZA INTERNATIONAL

お江戸の銀座がルーツのようです。
銀座国際の下には「阳(陽)光高尔夫大厦」サンシャイン・ゴルフビル。

さらにもう少し西に行けば大阪人にはおなじみの新地もあります。


主人部屋 トイレの壁




リビング




キッチンの間接照明天井







造園も進んでます。春節が近いので正月の飾り物









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2006-11-17 コメント(0)

【39】  2005年1月16日 内装工事第8日 システムキッチン設計変更で苦労

******* 内装日記 第8日 *******

内装材料を売っている大ホームセンターのひとつの「世紀中心」へ行くため地下鉄に乗っていると設計士から電話、来られるかと言うので30分後に内装現場へ行く。設計士は内装方法について作業者に説明をしていた。設計士は10時から来ていたと言う。こちらの希望を話す。

また今日もかなり進んでいるが、木組みなど雑っぽくて品質的にはあまりよくないように見える。

システムキッチンを変更しようと、設計士にシステムキッチン屋に連絡してもらったがややこしいことを言っている。ガスコンロの下には消毒櫃を配置できないのではないかと言う。ガス会社に聞けと。設計士にガス会社に電話をしてもらうが、アカウントナンバーがいるとかなんとか。分からない。

設計士と別れて1人でマンションの管理所へ行って聞く。かなりめんどくさかったがとりあえず変更できるとのこと。システムキッチンを依頼しているホームセンター・楽安居へ行って変更をCADで作図、時間をかけて検討したが結局現行のままでいくことに。ほんまに骨折り損だった。
あと世紀中心へ行く。

16,500歩
消毒櫃と言うのは食器などを入れて紫外線で消毒、赤外線で乾燥させるいわば食器保存庫。
あちこちでのシステムキッチン展示を見ているとガスコンロの下に配置してあるのが多いので、配置できないかも知れないという意味が分からず別の意味があるのかといろいろ考えながら聞いていたのですが...

いろいろ話を聞きながら想像できたのは、ガスコンロの下には空気取り入れ用の隙間が必要だが消毒櫃を配置するとこの隙間が確保できなくなるのではないかと言うことでした。これでいろいろすったもんだしたのです。
ほんとに言葉が不自由だと苦労します...
リビングの壁の再構築


多効能部屋の備え付け机。まだぐらぐらしてます。
左隣にテレビ台を作り連結されます


リビングの状況


リビングの木組み


キッチン木組み


コンセント用埋め込み配管状況







壁にメモ。交換された線材の長さが赤いチョークで記入されてます。
長さに応じて材料費と手数料を設計会社に支払います
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2006-11-18 コメント(0)

【40】 2005年1月18日 内装工事第10日 工商銀行カード作成、バスタブ探し

******* 内装日記 第10日 工商銀行カード作成、バスタブ探し *******

まず工商銀行へ行きカードを作る。竹子林の支店は和気あいあいの田舎ムード。悪くない。
カード作成費10元。中身はまだ0元なのに通帳とカードが出来た。

給湯器がセントラル給湯のため、バス・トイレ室からリモコンでベランダの給湯器を制御することになるが、準備としてリモコンコードを埋め込み配管の中に入れなければならないので上沙の百安居へコードをもらいに行く。25m。無料なのでレジを通過するため、いつもの女性がついてきてくれてレジに説明してくれる。

香蜜山へ行き、リモコン線を水電工に渡す。湯船は決めたかと、また催促される。
写真を撮る。どんどん進むが相変わらず作業品質はよくない。

TOTOのショールームへ湯船を探しに行く。内装仲間のHさんの情報であたりを付けて441番のバスに乗って行く。ばっちり的中、予想通りの場所にTOTOの文字が見えた。思っていたほど綺麗でもなく、普通のブース。ウォシュレットの値段を聞くと高いことを言う。百安居の値段を言うとすぐに下がる。あとはふっかけてこなくなった。一応値段だけ聞く。明日上沙の百安居にもう一度行って明日中に決定しよう。
このあたりも内装関係の材料など売っている。特にバス・トイレを売っている小さな店が多い。

16,000歩
リビングの天井加工と配線




今日の水電工は制服


主人部屋 ベッド部


主人部屋 書斎部


多効能室のCD、DVD棚


キッチンの天井


キッチンのドア部分


ベランダ給湯器の準備 埋め込み配管準備


こちらと全く同じ時期に内装をしている日本人の内装仲間がいます。ネット掲示板で知り合い、数人で会ったあと、お互いの内装が始まってからメールで頻繁に情報を交換するようになりました。
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2006-11-24 コメント(4)

【41】  2005年1月20日  内装工事第12日 あんま湯船

******* 内装日記 第12日 バスタブ(浴缸) *******

東海坊ショッピングモールでホットドッグのセットメニューを食べる。ロシアンスープ、ミルクティーも付けて28元。 (写真は東海坊)

湯船を探しに行く。主人部屋用のあんま湯船。ジェットバスというものか。機種などによって電源の位置とか給水(温水、冷水)の位置が違うらしい。
まず、山姆会員店の近くの順電へいくが、ここには湯船はなかった。前に見たような気がしていたのだが、ここではなかったか。

下沙の百安居へ、目新しいものがない。設計士に電話してどのブランドがいいか聞いてみるが、無名でもいいと。まあその通りではあるが、分からないので有名どころを選んでおけば無難なのだが、彼女は気に入ればどこでもよいということらしい。電話の途中で腹具合が悪くなりトイレへ駆け込む。彼女はげらげら笑っている。ホットドックの生のキャベツとかが悪かったのだろうか。

トイレのあと、タクシーで人才市場の百安居へ行く。さっきの百安居とは違う所。
もう疲れた、もうこの辺で決めようと。湯船の長さは160cmはだめといわれてるので難しい。できれば170cmぐらいのがほしかったのに。
店員の勧めに応じてとりあえず決定、細かいことを言ってきて状況が判らない。設計士に電話をして店員と打ち合わせをしてもらう。とにかく手付け金500元を支払う。

百安居の喫茶店で珈琲を飲んで休憩したあと、441のミニバスで香蜜山へ。着いたらあたりは暗くなってきた。記録のため写真を撮る。着々と進んでいる。
東海坊の日本料理屋で鯖定食を。
地下鉄で帰る。
16,000歩
バスタブは、結局、タイルが張られた状況でのバス室の寸法を測定して150cmか160cmかを決めるということです。さらにバスタブの頭の位置が左向きか、右向きかということも必要。要するに便器の位置が頭から遠いようにバスタブの向きを選ぶということです。タイルを張る、ということはかなり後での測定になりますが、とりあえずは現状を把握するために販売店から人が派遣されてきます。私が判っていないだけに面倒なことです。

バスタブのホームページは  A   B  など無数にヒットします。ここにはホームサウナやシャワー室も含まれています。

サンプルを見ていると170cmがゆったりしていていいなあと思ったのですが後の祭り。すでに部屋割りのコンクリートの壁は構築されてしまっています。
リビングも日々進んでいます




コンセントの配線も新しい線と交換され交換した長さが書き込まれています。
あとで請求されます。


据え付けタイプのタンスの制作に入りました


出窓部分のダウンライトのための木組み。左上には間接照明用の木組み。
主人室書斎部




主人室ベッド部のダウンライトの木組み


主人室トイレ部。奥に150cmか160cmのあんま湯船を入れる予定


窓の外に夜景が


金地香蜜山の夜景


この日撮影した地下鉄風景


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2006-11-25 コメント(0)

【42】  2005年1月23日  内装工事第15日 外壁に穴開け

******* 内装工事第15日 外壁に穴開け *******

朝からまだのどが痛い。
昨日、のどが痛くて香港でおとなしくしていたら、名雕の現場責任者から今年(陰暦)は終わるので最終確認をすると電話があった。で、今日は確認。
今季は2月9日が新年、春節で、工事再開は3月1日からの予定。

昼から名雕に。設計士に話をしてもらって、昨日の電話の意味を了解する。お金を入れないと彼らの賃金が出ないらしい。従って非常に愛想がよかった。
明日お金を支払うことにする。写真をたくさん撮りまくる。
ベランダの水道、壁を貫くのに管理所の許可がいるらしい。どうも現場責任者は管理所から最初にがつんとやられているせいか、管理所が嫌いなようだ。自分で許可をもらいに行く。

香蜜山・西門の外で待機している人たちがいる。不要な線材などを買い取る人たち、こういう穴あけを請け負う人たち。で、穴あけを頼む。1穴30元。
穴あけは興味深かった。まず、ドリル固定用の穴を開けてドリルを固定、水道管用の穴を水を潤滑油にして開けていく。綺麗に仕上がった。
穴開けをしてくれた人は北方人とのこと。こういう仕事はよくあるかと聞くと、非常に少ないとのこと。生きていくのも大変だ。
13,800歩
マンション引き渡しがすんで内装工事が始まると門の周りに内装工事目当ての商売人が集まってきます。

ベランダに水道蛇口を取り付けるため、トイレの水道管を分岐させてベランダに配管しなければなりません。で、トイレの壁に穴を開けることになりましたが問題が出ました。

まず、マンション売買契約書では、マンション外観部分はマンション側の持ち物でこの部分は当方は買えません。したがってここに穴を開けるには持ち主であるマンション管理所の許可を取らなければなりません。もう一つは設計会社はコンクリートの壁に穴を開ける設備を持ってないのです。
大工さん達からそういう話を聞き、どうしたらいいのだろう、と少しおろおろ。
彼らはさらに続けていいました。マンションの門の外の人々を指さして、あそこにいる人たちに穴開けを頼め、と。
とりあえず、管理所で穴開けの許可をとり、門外の人に穴開けを頼みました。
この人は自転車でコンクリート用の重いドリルを運んできて、門の外に待機、客を待ってるのです。へえ、国さまざま、いろいろな方法があるものです。
ほかにも、くず鉄屋、交換した電線の買い取り屋など待機しています。



リビング


 

 

主人室
飾り棚

 

主人室書斎部
 

 

バス・トイレ


 

多効能室。前の緑の袋に入っているのは陶粒というもので
セメントに混ぜてトイレの床を作ります




造園中


 

 

 

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2006-12-01 コメント(4)
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