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カテゴリ <深圳初内装日記 2004-2005> ( 130件  古い記事順 )
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【43】  2005年1月24日 内装工事第16日 内装設計会社へ2回目の支払い

******* 内装工事第16日 内装設計会社へ2回目の支払い *******

名雕装飾公司で第2回目の支払い。今回は32,000元、会計担当の女性と一緒に近くの招商銀行へ行く。一緒に行くのは銀行で直接彼女にお金をわたして、こちらが路上で盗難の危険を回避するため。お金をわたしてしまえばあとは盗難があっても名雕の問題。

金額が大きいのでATMは使用できず(たしか1回あたり3000元以上は引き出せない)、銀行窓口で引き出す金額を言い、カードをわたす。あと、窓口にある装置に暗証番号を入力する。
カードがあり、暗証番号が分かっていればこれだけの大金でも身分証の掲示もなく引き出せたのはちょっと怖い。前に両替に来たときに僕を覚えているとも思えないが....気をつけなければ。

香蜜山へ。項目経理(現場責任者)がいた。写真を少し撮してから外出。20分ぐらいして、項目経理から電話があり、水電関係の測定をするので立ち会ってほしいと言われる。香蜜山へ。

個別にチェックをしていき、最終的に15,000元となる。
スピーカー線の部分に問題を感じて、項目経理が帰ったあと、水電工と話をする。彼は会社を通さずに仕事をしようというので彼に任せる。会社を通じた場合の1/3で交渉成立。
何でも彼の取り分は45%だそうだ。でもそれには材料代も含まれている。とすると、会社は55%すべて設けということになる。ということは会社がとらなければ半額になるということだ。15,000の半額は大きい。10万円だ。

13,800歩
以前水電工に、テレビ台から背面の壁までリア・スピーカー線用の埋め込み配管を提案されて追加してもらったのですが、途中まで同じ管を使って配線していたのでこれを分離してもらうようにしたのです。
追加の配管をしなければならないのですが、水電工とはけっこう親しくなっていて彼の提案は会社抜きでやろうと言うものでした。

彼の話によると彼は予算の45%をもらって材料を名雕から買い、施工して残った分が彼の手間賃になると言うことのようです。したがって55%はまるまる名雕がとることになります。なんせ15,000元の55%、これはかなり大きいです。

この日のマンション建設状態。2期工事も進んでいます。




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2006-12-02 コメント(0)

【44】  2005年1月29日  コンセントの数が..

3日前に設計士と共に百安居、楽安居へタイルの材料を見に行ったがなかなか決まらず年を越すことになった。

今日は午前中に地王ビルの永亨銀行へ。休み。土、日は休みのようだ。ちょっと情けない。
地王ビルに工商銀行があったので、香蜜山の引き落としがあってもいいように、帰りに2,000元を貯金しておく。
(写真:地王ビル)

まず宝安北路の百安居へ。あんま湯船を変更してもらうよう頼む。足の裏にジェットが来るように。
さらにミニバスで香蜜山へ。

まだ作業をやっていた。香蜜山の休みは2月5日から新年の16日(2月24日)までらしい。20日もあるのか。
コンセントの数を確認する。やっぱり設計図面より少しずつ少ない。水電工に追加を頼む。どうして勝手に決めてしまうのだろう。油断も隙もない。

水電工の話では電源線は1本1.4元/mの線材を使用しているとのこと。通常3本使用するので4.2元/m。
装飾会社の電源線交換の定価はは15元なので、装飾会社はけっこう儲けているようだ。

18,000歩
今季の正月は2月9日、そろそろ町は春節準備。長距離バスも正月料金をとり始めました。30元だった高速バスが35元に。
香蜜山も今年の作業は終了のはずでしたがまだやっていました。どうもトイレの陶粒を処理して終えるようです。陶粒はセメントと混ぜて50センチぐらいの厚さに仕上げるので乾燥に時間がかかりそうなので春節の時間を利用して、と言うことのようです。

リビング天井の組み物も骨組みができてきました。


下駄箱とテレビ台


書斎は埋め込み型ダウンライトの天井ができてきました


多効能室の多目的机と照明の配線


キッチンの天井


トイレ




新年の準備ができたマンションの会所


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2006-12-08 コメント(0)

【45】  2005年1月31日曇  もうひとりのマンション購入者

最近天候が曇りっぱなし。
昼から深圳へ。ローンをしている永亨銀行へ。春節に日本に帰省することを考えて9,000HKDを入れる。毎月約3500香港ドルの返済。

104路のバスで香蜜山へ。工事の音は静か。多くのところでは休みに入ったのかも知れない。
棟の入り口のドアがロックされている。玄関の番号キー00#で管理所にインターホン、ロック解除してもらう。入居する頃には非接触式カードでロック解除することになる。今は面倒だが安心できる。
(写真:棟の入り口)

トイレの陶粒はすでに工事がすんでいた。セメントにさわるとまだ柔らかいので昨日工事したのだろう。見ていて、主房のトイレの変更案を思いついた。
写真を50枚ほど撮る。

名雕装飾公司へ行く。設計士はすでに帰郷していた。戻ってくるのは2月20日とのこと。

ネットで知り合ったWさんに電話する。彼も深圳・南山にマンションを買い内装をしたという。
南山の百安居で待ち合わせる。6時前に奥さんと一緒に車で迎えに来てくれた。彼は中国人、奥さんが日本人とのこと。日本語の流暢さに日本人と思いこんでいたので本当にびっくりした。東京にも家があるらしい。

今回終わった内装の物件は貸家にするとのこと。1-2万元の内装費というのにまたまたびっくり。1ヶ月ちょっとで内装を終えたと。これを買ったのは僕と同じ6月ぐらいとのこと。さすがに貸家の内装はお金と時間をかけない。
貸家にするのは現代城華庭65㎡とのこと。40万の費用で購入、家具を付けて3,000-3,500元ぐらいで貸家にしたいらしい。購入時、竹子林の香詩美林とどちらにするか迷ったと言う。

まず現代城を案内してもらい、その後東北料理で食事、彼の住まいである西海湾花園へ。
彼のノートPC、SONYのVAIOに中国語入力の設定ができないというので設定する。

奥さんも気楽な人で、いろいろ話をしている内に思わぬ時間が経ち10時半。彼が奥さんと一緒に皇崗まで送ってくれた。
香港には11時半帰宅。

11,000歩
Wさんともネットで知り合い、買って内装した部屋を見学させてもらいました。中国風の内装。でも2万元たらずでも内装できるのには驚きました。台所のキッチンもちゃんとできていました。
設計会社に頼むとこの金額では全くだめですから、大工さんに頼んで、少しの打ち合わせをして内装します。
日本人に貸すことを目標にしていたらしいのですが、最終的に台湾人に貸したようでした。
一般的に日本人は部屋を丁寧に使うので日本人に貸した経験のあるオーナーは日本人に貸すのを希望することが多いです。


陶粒をセメントに混ぜて固めます- トイレ




飾り棚


多効能部屋のCD-DVDラック


電源の埋め込み配管もほぼ終了


造園もすすんでいます


香蜜山対面に建設中の香域中央花園


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2006-12-09 コメント(0)

【46】  2005年2月2日  春節で一休み・帰省と逆カルチャーショック

日本は雪だった。

朝7時半の離陸となったエアー・インディア、AI。香港のマンションから空港までバスはぎりぎりと思われたので用心してタクシーで空港へ。高速代など入れ ると300香港ドルを超えていたが300ドルで手を打つ。6時前に空港に到着。空港の店はまだ閉まったまま、簡単に食事をすることもできず、あきらめておとなしく待つ。

AIは初めてだが聞いていたように独特のにおいがある。ほとんどはインドから日本へ向かう人なのだろうか、香港で乗った人よりもかなり多い人が乗っている。僕のこの座席も使ったあとがある。
スチュワーデスもインドの民族衣装のようだ。愛想はよくないけど、別に不満も起こらない。ほかの雰囲気が心地よいのかも知れない。食事も淡々と進むし、終わったらすぐに下げてくれるのがいい。愛想はいいけどいらいらさせられるような感じとはかなり違う。慣れてくると気楽と言うことか。そのうち眠りつき関空へ。

関空での健康申告書の提出。あれと思ったがインドからの飛行機なのでしょうがないのだろう。しかし、税関では荷物の中身を調べられ特設場所へ招待されるという侮辱的行為を受ける。税関員に理由を聞いてもなかなか言わないが、中国と香港を行ったり来たりしているためにはんこが多いことを疑われたということらしい。香港にいれば当たり前のことでとんでもない話だ。だんだん怒りがこみ上げる。思い出しても腹立たしい。

JR駅では荷物があるのでエレベーターに乗ろうとするとすでに僕と同年代ぐらいの人が乗っていて、この人が僕が乗ろうと近づいているのを見ながらエレベーターのドアを閉めた。「え..??、なんで?」と思いダッシュでオープンのボタンを押す。香港なら間違いなくドアを開けてくれる場面だ。彼ははっきりボタンを押してドアを閉めた。またまたむかっとする。

家に着いてからパスポートの新規申請に行く。ページがあと2枚ほど残っているのでみんな使ってからまた来てください、と言う。香港にいれば2ページぐらいすぐになくなる。また体力を消耗しながら事情を説明する。申請書を書きあげると、今度はサインがほんの少しはみ出しているからと、全体の書き直しを要求される。またまた、は?。またまたショック。
香港の領事館でのパスポート申請もあまり愉快ではないが、香港の事情が分かっているせいか比較的良好で楽。次回から香港で申請しよう。

と、まあ、帰国早々さんざんな1日だった。

9400歩
春節で帰省。久しぶりの日本では散々でした。日本を離れて久しいので体が香港、中国に染まってしまったのでしょうか。ちょっと辛かったです。かなりストレスがたまりました。
私は香港が合っているのでしょうか....考えてしまいました。

タクシーは香港の粉嶺から空港まで約45km、300ドル(4800円程度)でした。これぐらいなら次回も...でも香港なのにレシートは何で簡体字?
一ヶ月後に内装再開です。


2003年11月に東京へ出張した時に飛行機から見えた富士山です



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2006-12-15 コメント(0)

【47】  2005年2月26日  春節後の香港へ、再びインド航空

朝8時40分に奈良の家を出る。
関空でインド航空のチケットを受け取る。2時間前に時間厳守で来いとのことだったが遅れても問題なさそうに見えた。時間がありすぎるので3階をぶらつき、たこ焼きを食べ珈琲を飲んで時間を待つ。

席は窓際、隣はおとなしそうな、たぶんインド人男性、色がほどほどに黒かった。前の席は日本人女性2人。インド航空らしくインドに行く人が多いようだった。
飲み物サービスのおつまみの袋が堅い。いくらやっても破れてくれない。お隣さんも同じ。お互いあきらめる。でももう一度挑戦とポケットから鍵を出し鍵の先をナイフにしてあけることに成功、隣のインド人らしき男性にも鍵を貸した。彼はにっこりと「Thank you」。

しばらく本を読むが食事のあと眠りこけている間に香港に到着。天気が悪い。彼はインドまで行くのだろう。彼は僕がでやすいように通路を確保してくれた。さっきの鍵のお礼なのだろうか。嬉しかった。

香港では久々に粉嶺行き43番のバスに乗る。久しぶりの香港にほっとする。
帰省では医者めぐりでした。健康検診、それにいわくつき、懸案の背中のできものの治療。
始めの町医者での治療の判断が悪く、思わぬ長逗留になってしまいました。

この日は香港へ戻るのがうれしいみたいに心がうきうきしてました。こういう心情の時はなぜかいやなことには遭遇しないものですね。ささいなことですが飛行機で隣に座ったインド人(おそらく)もいい人で精神的に気持ちよかったし。

さあ、また深圳で内装の続きが始まります。



私のふるさと。ふるさとはほんとにいいものです。
小さな城下町


でもこの電線群、景観を最悪にしています。子供の頃からいやでしょうがなかった。
下水工事と一緒に埋設工事できなかったものか・・・


近鉄電車


おっと、大阪が近いので・・

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2006-12-16 コメント(0)

【48】  2005年2月27日雨・曇  1ヶ月ぶりに香蜜山

日曜日。
ゆっくり寝て昼過ぎ香港から香蜜山マンションへ。やっぱりもう内装仕事をしていた。少し進んでいる。用意していた紅包(お年玉20元入りの袋)をわたし少し見学をして出る。

東海坊の近くの散髪屋で散髪をする。40元。新しい器械を仕入れたようだ。按摩電とか言っていた。ベッドの下に敷いてその上に寝る。電気を入れると振動をしてマッサージをする。あまりよくなかった。マッサージチェアの応用版だろうか。
日本料理屋でいつもの定食を食べて帰る。
疲れて9時半就寝。
10,300歩
2006年12月22日の香蜜山。クリスチャンでもないのにどういう訳か大きなクリスマスの飾りつけ。日本と同じ感覚なのでしょうか。

香蜜山の入り口に飾られたツリー。
人形の前に人が立つと音楽がなって人形が踊り出します


小さな女の子がそれに合わせて踊るのが可愛いです。動画です。

マンション内の飾り物


棟の入り口にも



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2006-12-22 コメント(0)

【49】  2005年3月1日  設計士の退職

下沙の百安居へタイルを見に行く。衛生間の2室分とキッチン、それにキッチン・ベランダに使うもの。自分である程度決めたあと設計士の到着を待つ。やって来た設計士は決めたタイルのうち高価な主人用衛生室は楽安居が安かったというのでこの分だけ決定を延ばして残りの分の支払いをする。

名雕の事務所に寄って打ち合わせ。事務所のNO.2も来ている。小魏が3月2日で退職することを言われる。びっくりすると同時に、安心できる人材だっただけに、今後の作業に不安を感じる。ただ、退職後も僕の内装についてのアドバイスは続ける、と言う。でも、社員である時よりはかなり不便になるのは間違いないだろう。
彼女は退職後、有名な先生について2年間、勉強し直すとのことだ。週3回のレッスンがあり、1回3時間100元とのこと。レッスンのない日はアルバイトをすると言う。卒業後は給料が上がるのかと聞くとそうだと言う。

後継の設計者の紹介がある。広東人だがちょっと頼りなさそうだ。
リリーフの設計士は各ドアのデザインを提出した。打ち合わせて決める。トイレは磨りガラス、台所は透明ガラス、各部屋は木材を使用。

10,300歩
設計士の退職には驚かされました。そもそもこの名雕装飾公司を選んだ理由が彼女が話しやすくていろいろ相談ができそうだったからだったので、彼女がいなくなれば名雕の意味がないと思えたので。これだったら担当設計者の実力を感じた海大装飾公司の方がよかったと真剣に悩んでしまいました。
でも、やめる理由がステップアップとのことで割り切るしか仕方がありません。ま、いろいろありますね。

保留にした主衛生間のタイル


キッチンタイル


公衛生間


キッチンベランダ


退職を言われた設計士


名雕の財富ビル事務所

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2006-12-23 コメント(0)

【50】  2005年3月4日曇  タイル納入

結局、主衛生間のタイルを楽安居で買った。今日は楽安居、百安居両方からタイルが納入される。

香港から香蜜山へ出発。イミグレに入ったところで楽安居から電話。いやに早い。あと1時間待ってほしいと連絡。
香蜜山に着く直前に納入業者からメールが入る。すでに香蜜山で待機していると。香蜜山の入り口で彼らに電話、彼らがやってきて運搬する。40元。1箱持ってみるとかなり重いが彼らはさっさと運んでいく。ほんとに頼もしい。
現場責任者(項目経理)もやってくる。タイルの大きさが1つ1つ違うと言っている。確かに微妙に違う。1mm程度違うのもあった。

一つ重大なミスを発見。給湯器ののリモコン位置が各衛生間の入り口になっている。これでは風呂につかりながら設定を変えることができない。変更を申し出るが、項目経理は水電工に聞いてみるとだけ言う。どうも気になる。タイルを貼ってしまうとあとはやっかいだ。
項目経理はそれぞれの業者にエアコンとシステムキッチンの換気扇の1次工事をしてほしいと言う。

10,000歩
タイルはすぐに納品されました。あとでわかったのですが、重要なことは製品箱に書いてある生産ロットNO.を控えておかなければならないことです。
タイル購入の時はおおざっぱな見積もりで数量を頼みますので、あとでけっこう追加注文が必要になるのですが、この時にメーカーにロットNO.を伝えなければなりません。
これは生産するロットによって色合いが変わるためです。この時点では知らなかったのであとで苦労しました。結局、追加分は色合いが合わず見えない部分に使ったりしましたが...

運び込まれたタイル。この1箱、ほんとに重いです




給湯器はデジタルタイプでリモコンはバスタブの近くに置いて温度設定をするつもりなのですが、まだデジタル式が新しい方式のため水電工が知らなかったのです。項目経理にクレームをつけましたが、雰囲気から察して直接水電工に言った方が確実な気がしました。

給湯器のリモコン線。もう埋設されてるので気兼ねしながら水電工に言いました。
あっさり変更してくれました。何でもあんまり気兼ねしなくていいのですね。写真は変更前です。



トイレの床も準備OK


エアコンの外機を結ぶパイプを通すための穴がありますが、ダウンライト用の木組みを作ったため、この穴の位置を変更するので先にパイプを通しておく必要があるとのこと。
エアコン業者に話をするとすぐわかってくれて、ほっ。
(写真は3月10日のできあがり)

キッチンの換気扇部分は蛇腹のような大きなパイプを買ってきて木組みの穴と壁の換気扇用の穴へつなぎます。
ほんとにいろいろあるもんです。

書斎の本棚。


すぐに下の段の本箱も追加されてました




多効能室。間接照明用の木組みも準備OK




下駄箱も固定されました

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2006-12-29 コメント(4)

【51】  2005年3月6日快晴  いい天気

香蜜山へ行き状況を確認、リモコンの配管は修正されていない。
いい天気、それに空気の透明度もよいので団地の写真を撮ってから近くの順電とウォルマートの会員店SAMSへエアコンを見に行く。SAMSは三菱しかないが割合安そうに見える。別の日に百安居と値段を比較してみよう。

宝安に移動して、いつものCD屋でDVDを買う。もう2ヶ月ぶりになるだろうか。なじみの小姐は久しぶりだからたくさん買え、とまたいつもの会話。彼女は僕の趣味を把握しているので行くとすぐにたくさん新しいDVDを紹介する。買いながら店内をチェック。いつも20~40枚、まとめ買いするので彼女は買ったDVDの荷物持ちをしてくれる。
2期工事の建設の進む香蜜山


香蜜山庭園から




プールサイド




プール




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2006-12-30 コメント(0)

【52】  2005年3月8日晴  空調を買う

香蜜湖で地下鉄を降り、215番のバスで百安居へ。空調を見に行く。

結局三菱の空調に決定する。1匹が2台、1.5匹と2匹が1台ずつの計4台。16,000元ちょっと。明日、配管工事に来てもらうよう交渉。現場責任者(項目経理)に電話連絡しておく。粗品として移動用電磁炉(IHクッキングヒーター)が2台。

対応した販売員(男性)は以前深圳福田区のJASCOで働いていたという。給料はJASCOがよかったらしい。イギリス人のボス(百安居はイギリス系)はけちだと言っている。

再び215番のバスで楽安居へ。

項目経理に煙管の購入を催促されている。キッチンで使うらしいがどういうものかよく分からないので、とりあえずなじみになったシステムキッチンを売っている店員に聞きに行く。彼女は項目経理に電話で確認してくれて売っているところへ連れて行ってくれた。
楽安居内ですぐ近くの厨房具を売っているところにあった。話をしてだいたい意味を理解するが、念のため項目経理に電話をし彼と話をしてもらって確認する。

25元と40元のがある、40元のを買う。キッチンの換気扇(レンジフード)と部屋の換気扇用の穴とをつなぐパイプ。直径15cmぐらいのポリのような材質で蛇腹になっていて自由に曲げられる。
(写真はキッチンの天井の間接照明用の組み物。ちょっとのぞいているものが煙管)


ここの販売員の女性はなかなか面白かった。広東人。多く話をする。給湯器は買ったかと言う。百安居は高いらしい。僕は2,970元で買ったが、ここでは2,700元だという。300元損をした。百安居は1ヶ月のクーリングオフ期間があるからキャンセルしろと。もう1ヶ月以上たっているから無理。

電磁炉(IHクッキングヒーター)もあったので見ていく。新たにドイツのブランドのを見つける。さすがにすっきりしたデザイン。僕が候補にしているのはイタリア・ブランドだが、2,000元だという。ドイツのは2,900元。心が揺らぐ。2,400元までなら即決だが差がありすぎるので考えよう。

香蜜山へ5時頃到着。もうすでにみんな帰ったあとだった。割合ちゃんと掃除できている。
書斎の机の奥行きを測ってみる。66cm。70cmの指定だったのに4cmも短い。70cmでも短いかなと思っていたのにショック。
中国では空調の強さを一般的に「匹」で表すようです。馬力の馬が1匹、2匹と言うことなのでしょうか。
空調は土地柄か、暖房機能のあるものとないものがあります。暖房機能付きは300元程度のupだったと思います。
最近の香港や深圳の冬の寒さを考えて全部暖房つきのを購入。
リビング




リビングの仕切り板


この木枠にはめ込みます



書斎の机。奥行き70cmで指定していたのですが、測ったら66cmしか・・・
ただ名雕装飾公司の基準は60cmとか。


ベッド部 ベニヤ板のはってあるところに壁紙、軟包というものを張ります


多効能室の机とテレビ台


キッチン コンセントはレンジフード用


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2007-01-05 コメント(0)

【53】  2005年3月9日晴曇  空調の配管工事

香港から香蜜山へ。久しぶりに皇崗のイミグレを通る。今日の空気は昨日より綺麗だ。

主ベッドルームと書斎の空調のパイプ穴の位置を変更するので、空調のパイプ工事が必要なようだ。
イミグレにさしかかったときに空調の設置会社から電話がある。あと30分ほどしたら香蜜山に行くことを伝える。皇崗から325路のバスで香蜜山に。着いてから設置会社に電話をして、項目経理に電話。彼は素っ気ない。行けないのでやっておいてくれ、とのこと。熱水器のリモコンの位置変更もできていないし、あまりいい気分ではない。待っている間にキッチンのデザインを考える。

1 時間ほどして空調工事にやってきた。やっぱり、2部屋分の空調部分の配管が必要なようである。他の2つは内装工事後で大丈夫とのこと。ただ、何か説明をして言っているがなんのことか分からない。結局ホースがいるようだ。一緒に外へ出て買いに行く。五金屋(金物屋)にあると言っているので近くの古い町へ行くとあった。ガラス繊維が織り込まれたビニール管を買う。2.5/mで3m、7.5元。
帰ってから彼らの作業を見ていると、どうやら空調から出る水の排水用のようだ。あと2台のインストールの時も買いに行かないとだめなのだろうか。それとも持ってくるのを忘れた?買いに行くというのもおかしいし。

彼らが来るのが遅かったのでみんなの仕事ぶりを見ることができた。
トイレの天井は合成ゴム系の接着剤で貼っている。保護紙には安装以後45日以内に保護紙をかがすように書かれている。どんな天井なんだろう。華里天井の木と接着剤だけで固定されているようなのでくっつきが悪いとまた剥がれてくるかも知れない。

招商銀行へ、港幣(香港ドル)を人民元に両替する。いつもながらたいそうだ。1回の両替限度額の77,000元。1.0594の換え率。たぶんイミグレ前よりもよいレート。

10,000歩
多効能室の机とテレビ台




TV台は支えがなく壁から突きだしているだけ。かっこいいのですがちょっと心配。
 

仮の支えがついていますが最終的に取り払われます。下に金属棒2本が隠されてます。

引き出しもできました


主ベッドルームと書斎の窓部分の台が削り取られました。
煉瓦でできていたので構造材ではないでしょう。
 

リビング


ドリルなどを使うと天井からほこりが落ちてくるので新聞紙で帽子を作ります。
はやっているみたいでみんなやります。


中国では金物のことを五金と言います。五金とはもともと金、銀、銅、鉄それに錫ですが、一般に有用な金属全体を指します。


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2007-01-06 コメント(2)

【54】  2005年3月10日曇  リリーフ設計士

名雕へ。辞職した設計士を引き継いだリリーフの設計者に会って現況を説明。大きな問題は配管準備された給湯器のリモコン位置、それにキッチンにリモコンの配管がない。彼に項目経理(現場責任者)へ電話してもらう。
すぐに水電工に電話するとのこと。折り返し電話があり、20分後に水電工が行くとのこと。
しばらくリリーフ設計者と話をするが頼りない印象はぬぐえない。彼もリリーフと言うことかも知れないし、技術屋で営業的な仕事は苦手なのかも知れない...

現場に行くと水電工は帰ったようだ。電話番号の書き置きがああったので電話。コンセントの追加のことを彼は覚えていた。ちょっと安心。コンセント位置の変更を伝える。

千客万来のようで、カーテン屋がセールスに来たようだ。名刺が置いてあった。実際内装がすまないと雰囲気が分からない。カーテン屋はもっと後でいいけどな。
7号棟の地下2階に臨時店舗を出して商売してるようなので行ってみる。駐車場にブースを作っていた。高級品は韓国製のようだ。深圳製以外は韓国製が多い。彼女らは2割引で売るという。麻と絹の混紡で130元/mから200元といったところか。

地下鉄で帰る途中に「老街」駅で初めて降りてみる。老街とはやっぱり東門市場のことだった。保健中心があったので2時間マッサージをする。1時間HK35と高いので期待したが、あまりいい按摩師ではなかった。もまれた肩があとになっても少し痛い。なくなってしまった火車站按摩が懐かしい、どこへ行ったのだろう。いいマッサージをしてくれたのに。

13,500歩
本来の女性設計士が退職したためにリリーフで広東人の男性設計士が引き継ぐことになりましたので彼と打ち合わせ。
給湯器の配管。配管関係は内装の完成後は変更が困難と思いましたので念入りに。

給湯器のリモコン線用配管が希望しているバスタブの近くになく、衛生室の入り口に設定してあったのでこれをバスタブまで持ってくるよう依頼。項目経理には話をしてありますが動きが悪いので設計士を通じて。

あと、重要なコンセントの追加。コンセントはいくつあっても十分ということはないと思うのですが、従来の深圳の住宅を見ているととても少ないのです。そのためか、水電工はコンセントをすぐ減らしてしまいます。で、時々現場をチェックしなければなりません。

木工ができてきて生地に化粧合板を貼り付けます




ついたてがはめ込まれました


リビングの天井も徐々にできてきて



帰りに寄った近くの日本料理屋で

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2007-01-12 コメント(0)

【55】  2005年3月11日  タイル張り打ち合わせ、各種売り込み

今日は一休み、と思っていたら項目経理から電話。タイル師が来るのでタイル張りの打ち合わせをするので来られるか、とのこと。

現場へ行きタイル師と打ち合わせ。 打ち合わせしている時に女性が横に来て話しかけてくる。何かの売り込みのようだ。
ちょっと待ってと言う。こちらは慣れない中国語で必死に打ち合わせしてるのに、聖徳太子のようにはいかない。彼女は名刺を置いていった。カーテン屋のようだ。この9階の部屋に仮店舗を作って商売しているようだ。

まもなくしてまたまた女性が入ってくる。知らんふりをする。打ち合わせの途中でとうとう目が合い話を聞いてみると熱水器(給湯器)の売り込み。すでに買ったと答え、引き取ってもらう。
不動産屋も来る。その次は木地板(フローリング)の木材屋さん、カーテン屋、またまた熱水器屋となかなか商魂たくましい。ちょっとうっとうしいが悪い感じはしない。次は何屋さんが来るのか楽しみでもある。

打ち合わせのあと、さっきの9階のカーテン屋によってみる。いろいろ商売をしているようだ。自分たちでこの部屋を買ったと言っているがどういうことなんだろう。
物干し竿の商いもしているようだ。糸をかけてハンドルを回して竿をおろすものやリモコンを使った電動式のもの。電動のものはこの前百安居で見た。1,200元だという。1,000元にならないかと言ってみるが無理のようだ。老板(ボス)という言葉が出る。彼女らにボスがいるようだ。

まだ頭が少し痛む。早く帰ることにする。325路のバスで皇崗から帰る。

6,500歩
リビングの天井の組み物


内装工事段階に入ると、マンション内の一部屋を臨時の店舗にして内装材料を販売するところができてきます。
こういう店もけっこう便利です。信用の問題もありますので本店舗を見学に行ったり、フローリングであれば実際に工場へ連れて行ってくれたりします。フローリングを加工している工場にも何カ所か行ってみました。結構面白いものです。


マンションの地下駐車場に作られたカーテン屋の仮店舗



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2007-01-13 コメント(0)

【56】  2005年3月13日曇  タイル張り

今日は香港も日本の冬みたいに寒かった。3月も半ばになろうというのに。起きたときはそうでもなかったが外へ出ると空気も冷たく風の音がすごい。あわててセーターに着替えに戻る。深圳のマンションへ向かう道中もほんまに寒かった。

香蜜山のマンションに行くとタイル工員が来ていた。キッチンは壁の半分がすんでいた。タイルが買ったときに見たほど綺麗に見えない。百安居での写真を見直してみると絵が描いてある部分の出っ張りが大きくて品がないように見えるのが原因のようだ。
まだ水電工の埋め込み配管変更がすんでいないので、タイル張りの完成まであと2-3日かかるだろう。

主人房の寝室部と書斎部の使い方を考える。寝室部が狭いのでTVを置くなら工夫が要るがアイデアが出てこない。ベッドの置き方を90度回転すると余裕が出てくるがもう一つ...書斎部でくつろぐようにするか...

456番のミニバスで人才市場のホームセンター街へ。百安居、好百年などを巡ってドアノブや照明器具を見て回る。

11,000歩
タイルには「墙片」「花片」「腰片」「地片」の4種類があります。「墙片」は壁に貼る基本のもので、これに模様やイラストが描かれているのが「花片」、上下を分けるように腰のあたりに模様の入った細いタイルが「腰片」、そして床に貼るのが「地片」です。地片以外は下の写真に写っています。
値段はふつう花片が一番高く墙片の数倍、その次に腰片が高く、地片が一番安くなっています。
今回使用したものの一番の高値は主人部屋のトイレの花片1枚68元、一番安いのは一般トイレの地片の1枚4.8元でした。

先日の打ち合わせはこれらの種類をどう張っていくかの打ち合わせです。
タイル張りはセメントで下地を作ってその上に張っていきます。

タイル張り


 

寝室部のベッド背景準備 / 多効能房のドア
 

 

木工表面に化粧板を張ります



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2007-01-19 コメント(2)

【57】  2005年3月14日曇  各種ノブ

マンション香蜜山へ。
項目経理(現場責任者)からドアのノブ、各家具のノブを買うようリストを渡される。
項目経理は管理所でのインターホンの位置変更の申請処理にてこずっているようだ。また明日来る必要がありそうだ。
しかしながら、できあがって来るにつれてデザインが気に入らなくなってきた。備え付けはなるべく少なくした方がよかったのかも知れない。今後の対策を頭に思い浮かべる。
まだコンセントの追加が必要だ。
明日はインターホンの解決とノブを一部買おう。

11,300歩
主人部屋のタンス。ノブはまだありません


主人部屋の飾り棚とドア


多効能室入り口右にトイレ


多効能室のタンス


リビング


リビングの下駄箱 仮電気制御板


リビングテレビ台


主人部屋からの夜景

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2007-01-20 コメント(6)
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