龍華線 終着・清湖駅(高架駅) 香港MTRのロゴがさえます


深圳地下鉄龍華線 初乗り(2011.6.19)
深圳地下鉄龍華線で龍華へ - 何もかも香港MTR仕様の龍華線 (2011.6.19)まあ、びっくりしました。これほど何もかも香港仕様だとは・・
まるで香港で香港の地下鉄の新しい線に乗ったような気分でした。
深圳地下鉄龍華線(4号線; 龙华线)の経営権と沿線の開発権を持つのは香港の鉄道会社MTR。期限は30年。
建設当初から高架部分などの構造が香港のような感じに見えましたのでさすが香港が作っているな、という印象がありましたけど。
龍華線 蓮花北駅
今回は蓮花山公園の北側、蓮花北駅から乗り込みました。マンションを出てバスで蓮花北駅へ、ここから地下に入ります。入り口も深圳の地下鉄のような丸いドームのようになっているのではなく角張った雰囲気。
1歩中にはいると・・・
そこは完全に香港MTRでした。まず香港のような小さいタイルのようなデザインの階段に壁、広告スペースの取り方まで香港そっくり、とても懐かしい雰囲気でした。
歩いていくと駅の構造も香港そっくり。これまでの深圳の地下鉄とは全く違います。改札口も香港みたい。

蓮花北駅で 香港仕様のタイルの壁・・

まさしく香港MTRの改札口・・
車内へ

車内もMTR仕様?

行き先を示す案内板の方式も香港MTR、アナウンスも全く同じ。違うのは普通語が先で広東語、英語と続くだけで英語もMTRで聞き慣れたせりふ。
少し意外だったのは乗客がいっぱい。もっとすいていると思っていたのですが。そう言えば龍華へ向かうバスも本数が多い上、超満員だったなあ。
民楽駅(民乐站)でそれまでのスクリーンドアからホームドアに変わりました。
民楽駅をすぎると列車は地上へ。
今日の予定はまず終点まで行き、そのあと深圳北駅まで引き返して深圳北駅からバスで、という段取りだったのですが・・
深圳北駅には止まりませんでした。まあ、あの周辺は今のところ何もありませんから、新幹線が開通するまであまり意味がないかも。
でも22日になると5号線、環中線が開通するので乗換駅として停車すると思うのですが。
ともあれ予定は変更しなければ。ま、とりあえず終点・清湖駅まで行きます。
清湖駅はさすがに何もありませんが見渡す限り激しく建設工事中。近代的になるのも時間の問題でしょう。

チャーシューラーメン 13元
龍華駅前は香港のような店が・・
小腹が減ったのでその中のファーストフードの店でチャーシューラーメンを。
13元。ちょっと高い目ですがチャーシューがたくさん入っていました。
これからの龍華線
沿線は至る所で工事ラッシュ。ほとんどマンションのようですがすさまじい勢いで変化しそうな龍華線沿線。
それに車内から見える団地の光景や鉄道高架部分の防音壁まで香港仕様みたいに見えました。
龍華線沿いは香港通りとなっていくのでしょうかねえ。香港永久性居民の我が身としては気持ちは複雑。
龍華線建設時の風景 → 龍華線の建設
終着駅 清湖

龍華駅前

車窓の深圳北駅


龍華駅前

車窓の深圳北駅

コメント (2)
深センと同じように、中国のさまざまな都市で開発が猛烈なスピードで行われていくのですね。
ご存知のように こちらでは原発事故の収束もハッキリしない状況です。
これからは「なるべく原発に頼らないでいきたい」という風潮というか世論が諸外国同様おきています(中国にもあるでしょうね)
そんな時に 深センの開発(未来)はいろいろと考えさせられます。
深センだけじゃないし、私が考えてどうこうでもないのですが・・・
福島の原発事故が起こって対応を見ているうちに原発反対になりました。
まだ人間が扱うことのできないものだと思います。
でも最近のやりとりを見ているとメンツとか感情で原発続行のための議論をしているような雰囲気を感じてなんかそれは違うだろ、みたいな違和感があります。世論もなんか福島を他人事のように・・
中国ではどう考えているのか定かではありませんが、深圳では以前から風力発電とか太陽光発電なんかを試しているようです。
まあ、たいした電力量にはならない感じですが、風力発電は内陸部用に力を入れているようです。